昨日安曇野で仕入れてきたそば粉で朝からそば打ち。
丸延しを終えた段階でそば生地がしっとりしていて、全くそば切れの気配なし。
新そばはやっぱり違う。
このそば粉は薄い緑色。水を加えたときそばの香りがプーンと立ち上った。こうこなくっちゃ。
このところ、去年のそば粉でしかも荒挽きの、難しいそば粉ばかり打ってきたので、今回はとても楽に打てる。
多分、水だけで十割そばだって打てるだろう。
三回打った。
六人前が一回で打てるので十八人前だ。
午前中はそば打ち。
午後に、お世話になった人に配って歩く。
『そばのおいしい茹で方』というプリントも一緒に配る。
手打ちそばは茹ですぎてはだめだ。中には乾麺のつもりで三分も茹でる人もいるし、差し水をする人もいる。何人前も一緒に茹でる人もいる。
二八そばでせいぜい40~50秒。一人前ずつ茹でないとだめだ。
せっかく打ったそばはおいしく食べてもらいたい。
今外は激しい雪降りだ。
北信濃にはこの時期、雪景色と新そばがよく似合う。
さあ、配りに出かけよう。