ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

昨今の偽装、誤表示について思う事

2013年11月09日 02時56分57秒 | ちょっと休憩

私も飲食店を営んでいますし、かつてはホテルで勤めていました。

今回のニュースは許されることではありませんし、撲滅すべきことなんだろうと思います。

牛肉に脂を注入とか、ブロイラーを地鶏とかは、ワインで言うなら安いテーブルワインにロマネコンティのラベルを張ったりしている「フェイクワイン」と同じですよね。

糾弾されて然るべきです。

しかし、よくよく調べてみると「これってセーフじゃない?」ってのも出てきます。

例えば「イセエビ」でウィキペディアを引いてみると、必ずしも国産でなくても「イセエビ」の範疇ですし、「ロブスター」で引くとオマールやザリガニが出てきますが「イセエビも指す」のです。

フランス語に置き換えた「ラングースト」は「イセエビ」と訳されます。

「芝エビ」も同様で「東京芝浦近辺で獲れた」ものとは規定されていません。

「パナメイ海老」は違う事が判りますが、あるマスコミの表現だと「東京芝浦近辺で獲れていない」が理由になっているのです。

ウィキペデイアが全てではありませんが、「広く認識されている」という意味ではマスコミの叩き方は異様です。

番組で「やらせ」があっても出演者と制作現場の人たちは罰を受けているのが流れますが、社長は謝罪会見をしているでしょうか?

ホテルなどは「返金」で大変な事態ですが番組スポンサーに「返金」しているのでしょうか?

数日前、海外での日本酒についてトンデモナイ記事が出ていたことが炎上していましたが削除されて終わりですね。記者のみならず、責任者がマスコミに出ての謝罪はありません。

いや、それらの謝罪を私が見ていないだけかも知れませんが、偽装、誤表示については徹底的に「白日にさらされ」ているのに比べてあんまりな有り様です。

我々は大事な食を預かる身ですから、嘘はいけません。

が、マスコミは人を叩くなら自分たちの身を律する覚悟を持ってほしい。

切に願います。