う～ん、と唸る技

というのが様々な業界で求めれれるのだろうと思います。

料理もワインも同じです。

「お客様を唸らせたい」


しかし、う～ん」と唸る声の大きさはさまざまで良いと思っています。


私も普段から周囲の人の凄腕に驚くばかりですが、それに追いつくことはできませんし、むしろ追いつこうとも思いません。

私の出来ることは「そこではない」と姑息に言い訳しながらやり過ごします。

大きな「唸り」でなくても「あ、そうなん…」的なシミジミしたものでも充分です。


それが良いのか悪いのか？

しかし、その「唸る技」に日々驚きっぱなしでして、昨日も2組の素晴らしい技に驚き、しかも「真似は出来ないな」と諦めの連続。

明日も日々は続きますが、なかなか自分自身で成長は感じられません。

多くの人の中に入って自分の位置を確認すると「唸る意味」も正確になっていくんでしょうね。

今日も頑張ります


　　　　　　　　　　　　樋口誠