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 樋口誠

天災は・・・・

2020年03月11日 00時18分10秒 | 日記
忘れた頃にやってくる。

言い古された言葉です。

私の人生の中では

微かに記憶のある「第2室戸台風」(1961年)

その頃は大きな台風が多かったようです。

それに古くは母が生まれる直前の「関東大震災」(大正12年)

しかし、その後は私の中では巨大な天災は少なかったと思い込んでいました。

実際は全国各地で様々な天災はあって・・・


それが「阪神淡路大震災」(1995年)で一気に様相が変わります。

「忘れた頃にやってきた」のです。

「関西は地震があんまりないねん」と嘯いていたのが空虚でした。

「こんなことがあるんだから浮かれている場合ではない」という意識は多くの人に植え付けられたのだろうと思います。

それから16年経って・・・

「東日本大震災」(2011年)

今日で9年です。

映画でも見られない強烈な映像を何度も繰り返し見せつけられましたね。

「地震は怖い」

熊本地震(2016年)も後を追いかけて起こります。


ところが、です。

地震だけではなかったのです。

2018年、2019年は大変な台風が西日本、東日本と縦断的に日本を襲いました。

たまたま子供の頃に「台風ってえげつない」と植え付けられていた私は度々「油断しないで」と言っていましたが・・・

いや、もっと色々なことが起こっています。


そして今回のコロナウィルス。

オーストラリアでは膨大なエリアでの山火事。

天災以外でも「日航機墜落」1985年

9.11で知られる「アメリカ同時多発テロ」

・・・・・・・etc


どれもこれも「忘れないうちにやってくる」とんでもない事態。

神様、仏様と無神論者の私でも祈りたくなります。


いったい何が出来るのか?

何をすればいいのか?

難しいところです。

天災は最新かつ細心の準備で切り抜けるしかありませんが、それでも「想定外」は起こるもの。

ならば「せめて人災や戦争」などの「人の手による事態」は食い止めたいものです。


1月17日や3月11日はそういう事を考える日かな、と思います。


            樋口誠