遥か昔の44年前。
誠くんは成人を迎えました。
東京のホテル学校に行ってましたので堺の市民会館で執り行われた成人式に「わざわざ」帰ってきての参加です。
私の場合は先生に反発して「受験なんか絶対にしない」と宣言して煙たがられ、東京のホテル学校に行ったからには「後には引けない」という気持ちでした。
そういう意味では「突っ張っていた」とも言えます。
今思うと「偉そうに何もんじゃ?」です(笑)
さて、昨年4月から「成人年齢は18歳」となりました。
良いのか悪いのか?
選挙権は持ててもお酒は飲めませんし、なにかアンバランスな気もしますが、いずれ時が解決するのでしょう。
しかし、この先2年程は「18歳」「19歳」「20歳」の三年齢が成人式の対象になるわけです。
ですので「二十歳を祝う会」等のように自治体の工夫が見られます。
そこに「コロナ禍で成人式が出来なかった若者の為の22歳の成人式」なるものも加わります。
テレビで流れる新成人のインタビューなどを観ていますと、我々世代より「よっぽどしっかりしているな」と感じています。
ただ、まあ、人生90年時代ですから焦らず休まず進んで頂きたいと思います。
私なんぞは参考になりませんが、未だに「これでいいのだろうか?」の連発です。
野坂昭如さんの詩に「みんな悩んで大人になった」とあります。
ゆっくりと悩みましょう。
樋口誠