現在のそむりえ亭では「お任せで」「グラスで」「ペアリング」が主たるワインサービスです。
会員制のお店でもそうだろうと思いますが、初めてのお客様に対するようなマニュアル的なサービスではないはずです。
しかし、前職のホテル時代でも顧客は沢山おられましたが、そうでない「一見さん」も少なからず。
つまりソムリエ協会の3次試験=実技をなぞるようなサーブも必要でした。
その実技試験も終わり、先日発表があったようです。
受験者の皆さん、お疲れさまでした。
何人かの方が「実技のコツ」を聞きに来られましたが、結果や如何に?
一昨日はある方から「合格しました」と喜びの声があったのですが・・・
昔と違いソムリエ受験者の職種幅が広いので、実技に苦労する方が多いのは当然です。
抜栓すらままならない人
段取りが判らない人
笑顔のない人
デキャンタをしたことが無い人
そりゃ難しいわけです。
しかし、試験をきっかけに実技試験で問われる「要素」を身に着けるように努力することに意義があると思っています。
もちろん、そういう方が合格しても「すぐにプロフェッショナルな仕事」が出来るわけではありません。
どの業界でもそうである様に「受かってからが修行=勉強」です。
実際の営業ではマニュアル外、そしてさらに高度な知識やサーブが必要なことは言うまでもありません。
例えば今日現在なら「あのグラスは●●には使ったらアカンけど、▽▽にバッチリ」的なお話が出来そうです。(あ、ご希望の方だけです)
遠慮なく聞きに来てください。
特に若いサービスマンには聞いて欲しいですね。
さて今日13日はご予約一件。
お待ちしています。
樋口誠