確か15年近く前にも書いたことです。
「一秒」を数えてみるとまあまあ長いもの。
「タッ、タッ、タッ、タ」と4分割するのです。
割とゆっくり目に刻むと丁度1秒。
そして「タッ、タッ、タッ、タ」と口で唱えながら周囲を見渡すとしっかりと景色が見えるんです。
3秒もあれば景色の中に「何がどこにあるか?」も概ね判りはず。
つまり「1秒は長い」のです。
これは46,7年前のホテル学校時代「作法心得」という授業の中で学んだ方法です。
「あ~忙しい」「時間が足りない」等という時に、いや、そうなる前に「一秒」を大事に使うと「落ち着いた」気持ちになるものです。
焦ってからでは体の動きも逆に遅れますので、平素からの「タッ、タッ、タッ、タ」を練習してみてください。
「このジジイは何を悠長なことを言うてんねん?」かもしれません。
ま、だまされたと思って(笑)
ある時期以降の若いサービスマンには細かな食やワインの知識を覚える機会があっても、「沢山の先輩から」「テキストに書いていない」「コツや方法」を習えない環境・時代。(若い、というのは概ね50歳以下の世代=団塊ジュニア以降)
人口の逆ピラミッドの中ではやむを得ないことなのかもしれませんが、せっかくの能力を開花させられないのは勿体無い。
私、大したことは出来ませんが、そういう事を伝承するくらいは出来るかもしれないな、と今更思っています。
営業前の時間でも、営業中にお客様としてでも、遠慮なく聞きにいらしてください。
さて今日8日はお休み、明日9日~11日迄は通常営業でお席もあり、12日は私=樋口が早めに抜ける日、13日14日と連休です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
樋口誠
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