ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

今でも通用する話かな、と思います。

2014年10月05日 02時17分51秒 | ワインの事
もう25年くらい前の話です。

ソペクサ=フランス食品振興会という団体が、その名の通りフランスの食材やワインの販促活動をしています。
その中で活動する人の言ったことは今でも私の中にしっかり生きています。


「別にフランスのワイン以外がドンドン売れてい良い」「ワインそのものが大したシェアが無いのだから、どこのワインであってもシェアが上がれば、フランスのワインも自然と売れるんです」

私はフランスワインを売りたいわけでもなく、どこのどんなワインでも「気にしない」人です。
しかし、ワインの啓蒙するに当たり「固執」が壁になる事もある、という事へのアンチテーゼですね。


20年前と比べて「ワインは売れる様になった」と思っている方も多いようですが、それでも成人の一年間のワイン消費量は2リットル台で、実はあまり増えていません。

でもでも、階段の踊り場を何度か経ながら「少~しずつ」増えているのです。

ワインの消費を増やすには二つ道がありますね。
一人当りの消費を増やすことと、消費する人の数を増やすこと。

今の所、飲む人は「飲み過ぎ」くらい飲んでいますから、飲む人の人口を増やすことが大事なんだろうと思います。

あ、もう一つあって・・・・

「飲むのをやめる人を減らす」も重要ですね。

私の年齢の場合、ココに注力するのが役目かな、と思っています。
若い人には、これからの若者に道を広げて欲しい。


「何処のワイン」でなく「ワインを」楽しんで頂く。
そうすれば「勝手にシェアが増える」のです。



たまたま昨日の投稿に似た他の方のFB投稿が目に入りました。

ワインの世界は「難しい」と思われている方が多いのですから、「難しくない入口」と「抜け出せないほど色々あるワイン」を上手に使い分けてお勧めしたいと改めて・・・・・・・

今日は台風の初日。
数を増やすには難しい日かも知れません。
皆さんもお気をつけて!!!

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