あらゆる賞の中でも際立って権威を持つ賞がノーベル賞と理解しています。
その中で日本人や日本にゆかりのある人、団体で計32人ほどあるようです。
いや「日本人」に絞る必要はありませんね。
世界(人類)に大きな影響をもたらした人や団体に与えられるわけですから、どこの国の人でも称賛に値するはず。
今回は「被団協」(日本原水爆被害者団体協議会)が受賞しました。
オスロに赴かれた代表のお三方はご高齢ですが、スピーチは若者に負けない力のある言葉。
本当におめでとうございます。
しかし、冒頭に書いたような【過去の多数の受賞者】を多くの人(や団体)はどれ位覚えてらっしゃるでしょうか?
名前と賞の分類(科学・物理・文学・平和etc)はどうにか思い出しても、具体的な事は(少なくても私は)覚えていないものです。
今回の「平和賞」は忘れ去られることが無いよう、或いはもっと発展的に引き継がれるように考えないといけません。
原水爆はもとより「戦争そのもの」に廃絶。
「それは無理だ」という声も解りますが、それでも「千里の道も一歩より」
ともかくは「2024年に被団協がノーベル平和賞をとった」ということだけは忘れないことです。
樋口誠
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