ワインのボトルは通常750㏄です。
所謂【ブティユ】とフランス語で言われるサイズで殆どのワインは750cc。
しかし、世の中にはそれ以外のものも沢山あります。
750ccの倍数のものです。
1,500cc、3,000㏄、4,500㏄、6,000㏄など、よくソムリエ試験などにも名称を設問に使われるのです。
750㏄の倍数でないサイズも沢山あります。
ドイツなどでは500㏄や1,000㏄(1㍑)も見かけますし、ジュラ地方の620㏄のクラブランボトルも知る人ぞ知る、です。
それなりに「成り立ちの理由」はあるのでしょうが、知らずに買うと「あれ、今日のは多いな」とか、なりそうですので、ご承知おきください。
ちなみに世のソムリエや愛好家の間で「マグナム(1,500㏄)の方が美味しい」という話がありますが私はそう思っていません。
サイズにはサイズなりの顔があると思いますし、マグナムより美味しいものは沢山あるのです。
また大きいサイズはその大きさから冷蔵庫やワインクーラーでの温度管理、勿論普通のセラーでの置き場所に困るのも事実です。
やはり通常サイズでの扱いや味わいを熟知した上で「違うサイズ」にチャレンジされるのが良いのかな?と思います。
そむりえ亭でも時折違うサイズを使いますが、温度管理とエアレーション(空気接触)に気を遣っています。
気になる方はご質問をお待ちしてます。
樋口誠
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