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読書と旅行と柴犬のブログ
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「幸せのちから」ありがちなサクセスストーリーだけど熱くなれる!

2007-02-01 00:56:32 | 大作映画ハリウッド系
「幸せのちから」★★★★
ウィル・スミス親子共演



80年代半ば、アメリカは経済成長を
続けていた。
頑張れば、大きなチャンスを手にすることが
出来そうな世の中。

どん底から成功のきっかけを掴んだ
妻に逃げられ、幼い子供を抱えた男の
サクセスストーリー。

展開は安易に予想がつく、
でも努力は報われるという
眉唾もののお話もなんか信じたくなる映画だった。

スマートなウィル・スミスが
泥臭くどん底の男を演じつつも、
随所にこちらを「はっ」とさせる場面があり、
望むものを手にいれたいなら
生ぬるく生きてては、駄目なんだと心に突き刺さる。

いつものように営業に出た主人公が
街角に立ち止まり、歩く人々のみんなが笑顔で
幸福の予感に満ちたシーンは
良かったな。

日差しの中をスキップでもしそうに
軽やかに歩いている。

「頑張るという」
言葉は好きじゃないけど、
「頑張らないのが信条」
なんていう人には共感できない。

頑張っているからこそ、
そんな普通のことをことさら声高には
言わないだけだ。

ラストはありがちながら
感動した、単純に「良かったな」と。

そして少し冷静になって思うのだ。
あんな成功はほんの一握りだけに
与えられるのだと、
でもそれでもいいじゃないか、
誰かは手に出来るのだから。

それを傍から見て羨ましがることだけは
したくない、
そして力を尽くしたら自分なりの果実は
手に出来るのだと信じたい。
そんな気にさせてくれる映画。

ということで★4つ、
なんら新鮮な驚きはないが、ちょっと勇気をもらえる。

この映画は今も全米でヒット中、
何だかんだ言っても、みんなこの手の映画が好きなんだな。

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ウィル・スミスはこの作品でアカデミー主演男優賞に
ノミネートされてるが、それほどの演技ってわかじゃなかった。

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