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「マンマ・ミーア」メリル・ストリープ踊ってます

2009-02-07 00:29:12 | 大作映画ハリウッド系
「マンマ・ミーア」★★★☆
メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド主演
フィリーダ・ロイド 監督、2008年、アメリカ



「ギリシャの島で小さなホテルを経営する
母と娘が主人公、
娘の結婚を明日に控え
娘はあるサプライズを用意していた」



耳になじんだABBAの曲に乗って
エーゲ海の美しい景色の中
母と娘の「恋」の物語が進行していく。

音楽が初めて聞くものじゃないからか、
歌われている内容もすんなり入ってくる、

ピッタリ、ピッチリ合っていない踊りが
かえって身近に感じられるから不思議だ。

この映画を見る前までは
メリル・ストリープはビッグネームだから
主演になってるけど、実は娘が主として
歌って踊るのだろうなと思っていた、
しかしこの映画は紛れもなく
メリル・ストリープとその同年代の友人の映画だった。

映画は魔法で息継ぎのキツそうな
彼女達の歌を様々なカット割でうまく見せる、
でも満面の笑顔の次の映らないシーンでは
息も絶え絶えなのが
どうもこっちに分かってしまうのだ。

「私たちまだまだ、こんなに出来るわ」と
全身でまだ若いと強調するのが
かえって息苦しい。



日本ではアラフォーと元気な40代が流行だけど、
アメリカはさすが、ひと世代以上上の
60近い人たちが「青春もどき」を
ことさら強調してくるのはどうもね。

もちろんこの映画を見る世代には
共感を持って受け入れられるのかもしれないが
まあ、この元気すぎる人たちは
ギリシャの島に住んでもらうことにして
もう少しスローな歌で良いんじゃないかな。


ミュージカルはストーリーが弱かったりもするが、
この映画は違和感なく
ただただ楽しめる、それが正しい見方だ。

★100点満点で70点

soramove
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ギリシャの空気は乾いていた記憶がある、
白い壁に青い窓枠の家並みのミコノス島が懐かしい。

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