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映画「神々と男たち」それでも神は沈黙を守るのか

2011-04-16 00:09:02 | ミニシアター系映画
「神々と男たち」★★★☆
ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、
オリヴィエ・ラブルダン、フィリップ・ロダンバッシュ出演

グザヴィエ・ボーヴォワ監督、
101分 、2011年3月5日公開
2010,フランス,マジックアワー、IMJエンタテインメント
(原作:原題:DES HOMMES ET DES DIEUX/OF GODS AND MEN )






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「かつてフランスの植民地だった
北アフリカのアルジェリア、
そこに地元のイスラム教徒と
フランス人修道士が宗教を超えて交流し
畑で採れたもので日々の生活をしながら
平和に暮らしていた。
しかしイスラム原理主義者との内戦が勃発し
外国人も襲われ始めた」



この地に残って自分の役目を果たすべき、
殺される為にこの地に来たわけではない、
そんなふうに修道士達の間でも意見は分かれるが
結局はこの地に残り
今まで通りの生活を続けていくことを決め、
畑を耕し、僅かな食料を分け合って
皆でためる慎ましい食事に喜びを見出していた。

けれど彼らの元にも武装集団がやってきて
薬品を欲しがったり
医者を連れていくと迫るが
彼らは頑としてはねつける。


緊張感と修道士達の思惑を含んだ
ひっそり交わされる視線が
何かを語る、
結局自分には「祈り」を
彼らと同じには感じられない、
信仰に支えられた暮らし
生き方ってどんなだろう



この悲劇的な事実を知って
その思いはさらに強くなる
神の御心って
どこで示されているのか。



アフリカはかつて植民地として搾取され
その歴史はきっと人々の心に刻まれているだろう、
その思いってどんなだろうか、
だからこそ現地の人たちと同じような暮らしをし、
地道に活動することが求められたのだろうか
それにしても信仰の強さは
理解できない。

あんなふうに地元に
根を下ろしたようにしていても
最終的には周囲の人たちは
彼らを守ってはくれなかったのだ、

そんなふうに考えると
暗澹たる気持ちになるが
そのあたりに宗教を求める「何か」があるような気がした。



★100点満点で70点

soramove
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北アフリカってあんなに雪がふるんだ。

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