書籍「極夜行/角幡 唯介(著)★★★☆
単行本: 333ページ
出版社: 文藝春秋 (2018/2/9)
→★映画のブログ
どんなブログが人気なのか知りたい←
「ノンフィクション界の
トップランナーによる最高傑作が誕生!
探検家にとっていまや、
世界中どこを探しても
”未知の空間“を見つけることは難しい。
大学時代から、様々な未知の空間を
追い求めて旅をしてきた角幡唯介は、
この数年冬になると北極に出かけていた。
そこには、極夜という
暗闇に閉ざされた未知の空間があるからだ!」
(出版社HPより)
何故かこの作者の本は
出版されると目につき
結局読んでいる、
自分は別に冒険なんて求めてないし
自分の代りに彼に
冒険の何かを見つけようと
しているわけでもないのに。
極北の閉ざされた世界
グリーンランド北西部の
地球最北のイヌイット村の
シオラパルクに拠点を置き、
白夜の正反対の「黒夜」ともいうのか
太陽も登らない漆黒の闇を
グリーンランドとカナダの国境付近を
四ヶ月かけて探検した記録だ。
よくまあ、そんなこと
思いつくなぁ、
ヘッドライトの僅かな灯りを頼りに
平坦ではない道なき道を
一匹の犬とともに進むという、
全然やって見たくない
まさに冒険だ。
だから、読んでいて
わくわくはしない、
何でこんなことするんだろうという
気持ちの方が大きいが
彼は冒険家なので、それは問わない。
テントの中まで凍ること、
服の中まで凍る事
それらはイメージは出来る、
体験したことは無いが。
でも彼の置かれたというか
自分で進んで行ったのだけれど
極夜と氷の大地を進むというのは
想像を超えている。
ただ、読んで行くと
予想しなかった困難に遭遇し
当初の予定からは外れ
なんか思ったより
ショートカットというか
後半はピューッって走り過ぎて
ラストは尻切れトンボのような印象だった。
思っていたのと、ちょっと違った
これはよくあることだ、
でも本にはそのあたりは
明確にされていない、
だから「極夜を超えて見た太陽の光」に
本来の明るい光を見たい・・・・、
そんな彼の思惑は
こちらにそれが成功したのかどうか
もうひとつよく分からなかった。
未開の地というものは
この地球上には
ほとんど残っていないだろう
だから冒険家は
「違う状況」という方面から
アタックしないと
冒険は成り立たないのかもね。
そういう意味では
地球は狭くなったけれど
何処へ旅しようと
日本と全く違う風景や風習をみれば
まだまだ地球は広いんだとも思う。
次の冒険も期待したい。
関係ないけど
一時人気になった戦争写真家の
あのベレー帽の人
今はどんな写真を撮っているのかな。
★100点満点で75点★
soramove
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
単行本: 333ページ
出版社: 文藝春秋 (2018/2/9)
→★映画のブログ
どんなブログが人気なのか知りたい←
「ノンフィクション界の
トップランナーによる最高傑作が誕生!
探検家にとっていまや、
世界中どこを探しても
”未知の空間“を見つけることは難しい。
大学時代から、様々な未知の空間を
追い求めて旅をしてきた角幡唯介は、
この数年冬になると北極に出かけていた。
そこには、極夜という
暗闇に閉ざされた未知の空間があるからだ!」
(出版社HPより)
何故かこの作者の本は
出版されると目につき
結局読んでいる、
自分は別に冒険なんて求めてないし
自分の代りに彼に
冒険の何かを見つけようと
しているわけでもないのに。
極北の閉ざされた世界
グリーンランド北西部の
地球最北のイヌイット村の
シオラパルクに拠点を置き、
白夜の正反対の「黒夜」ともいうのか
太陽も登らない漆黒の闇を
グリーンランドとカナダの国境付近を
四ヶ月かけて探検した記録だ。
よくまあ、そんなこと
思いつくなぁ、
ヘッドライトの僅かな灯りを頼りに
平坦ではない道なき道を
一匹の犬とともに進むという、
全然やって見たくない
まさに冒険だ。
だから、読んでいて
わくわくはしない、
何でこんなことするんだろうという
気持ちの方が大きいが
彼は冒険家なので、それは問わない。
テントの中まで凍ること、
服の中まで凍る事
それらはイメージは出来る、
体験したことは無いが。
でも彼の置かれたというか
自分で進んで行ったのだけれど
極夜と氷の大地を進むというのは
想像を超えている。
ただ、読んで行くと
予想しなかった困難に遭遇し
当初の予定からは外れ
なんか思ったより
ショートカットというか
後半はピューッって走り過ぎて
ラストは尻切れトンボのような印象だった。
思っていたのと、ちょっと違った
これはよくあることだ、
でも本にはそのあたりは
明確にされていない、
だから「極夜を超えて見た太陽の光」に
本来の明るい光を見たい・・・・、
そんな彼の思惑は
こちらにそれが成功したのかどうか
もうひとつよく分からなかった。
未開の地というものは
この地球上には
ほとんど残っていないだろう
だから冒険家は
「違う状況」という方面から
アタックしないと
冒険は成り立たないのかもね。
そういう意味では
地球は狭くなったけれど
何処へ旅しようと
日本と全く違う風景や風習をみれば
まだまだ地球は広いんだとも思う。
次の冒険も期待したい。
関係ないけど
一時人気になった戦争写真家の
あのベレー帽の人
今はどんな写真を撮っているのかな。
★100点満点で75点★
soramove
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←