書籍「ゴースト/中島京子 (著)」★★★
単行本: 224ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2017/8/7)
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「目をこらすと今も見える
鬱蒼とした原宿の館に出没する女の子、
二〇世紀を生き抜いたミシン、
おじいちゃんの繰り返す謎の言葉、
廃墟と化した台湾人留学生寮。
温かいユーモアに包まれ、
思わず涙があふれる7つの幽霊連作集。」
(出版社HPより)
ゴーストというタイトル
いわゆる幽霊というものは
この短編集には登場しない。
でも普通とちがうもの、
その瞬間など
何かに言い換えるなら
ゴーストとも言える
そんな印象。
本の帯のコピーが
「温かいユーモアに包まれ、
思わず涙があふれる7つの幽霊連作集」とあるが
読んでみて、そうかな?と思う。
泣けは、しないかな。
ジャフリー・アーチャーの
「クリスフトン年代記」という
壮大な物語の終わり、
高らかなファンファーレの終幕を
見届けた後だったから
このとても静かな物語は
今の自分には
ちょっと物足りなかったのだろう。
行間に何かを読み取るだとか
文学の面白い瞬間は
時にはスリリングだし
自分なりの考えを
あれこれ考えるのも楽しい、
でもそういった作業は
作品の与える印象にもよる。
興味深い作品ももちろんある、
例えば「ミシン」を中心に
戦前、戦中、戦後が描かれ
モノにも魂ってあるよなと
思わせてくれる、
そういうことは
自分の日常にも、フト感じる瞬間もあり
面白く読んだが、
泣かないからね。
書店で本の「帯」とか
参考にしながら
買い求めて読むと時々こういうことがある。
★オススメ度合い★
「帯」に騙されたとまでは
言わないが、
作者も納得したのかなと疑問。
でも読みやすいし、
なにかを読み取ることもできる。
★100点満点で70点★
soramove → ★映画のブログ
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出版社: 朝日新聞出版 (2017/8/7)
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鬱蒼とした原宿の館に出没する女の子、
二〇世紀を生き抜いたミシン、
おじいちゃんの繰り返す謎の言葉、
廃墟と化した台湾人留学生寮。
温かいユーモアに包まれ、
思わず涙があふれる7つの幽霊連作集。」
(出版社HPより)
ゴーストというタイトル
いわゆる幽霊というものは
この短編集には登場しない。
でも普通とちがうもの、
その瞬間など
何かに言い換えるなら
ゴーストとも言える
そんな印象。
本の帯のコピーが
「温かいユーモアに包まれ、
思わず涙があふれる7つの幽霊連作集」とあるが
読んでみて、そうかな?と思う。
泣けは、しないかな。
ジャフリー・アーチャーの
「クリスフトン年代記」という
壮大な物語の終わり、
高らかなファンファーレの終幕を
見届けた後だったから
このとても静かな物語は
今の自分には
ちょっと物足りなかったのだろう。
行間に何かを読み取るだとか
文学の面白い瞬間は
時にはスリリングだし
自分なりの考えを
あれこれ考えるのも楽しい、
でもそういった作業は
作品の与える印象にもよる。
興味深い作品ももちろんある、
例えば「ミシン」を中心に
戦前、戦中、戦後が描かれ
モノにも魂ってあるよなと
思わせてくれる、
そういうことは
自分の日常にも、フト感じる瞬間もあり
面白く読んだが、
泣かないからね。
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参考にしながら
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★オススメ度合い★
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言わないが、
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でも読みやすいし、
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