JR大船駅を下車して東口を降りると、ちょとした商店街の先に、ひばり湯がある。事前のイメージとは異なり、新しい建物だった。
岩盤浴があったり独自のプリペイドカードを用意するなど、かなり意欲的な銭湯でもある。土日は朝風呂があるのも嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/73/faeedaca9ae18302bf880594825cf0a1.jpg)
▲大船駅下車
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e0/b34bc55998a0abc27791807fa0086f73.jpg)
▲東口を降りて右側のほうに向かう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d5/34b4bc964e61d97feb083a309d7b24fc.jpg)
▲湘南モノレールがみえる(本当はここを左折すればすぐだったのに遠回りをしてしまった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8c/bdf6a82232f4d7e5d0e05b6e986c6ede.jpg)
▲モノレール沿いにぐるっと周り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/77/e275c3aaee3ddc1fc2e2b6d587c7f52e.jpg)
▲左折した先に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/68/1205361228517bbfb6ec37656186b2b2.jpg)
▲ひばり湯を発見
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/16/4d4db784081d592a5412abdf46d55b8f.jpg)
▲開店前に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e9/4fb678213a9883f97c96f88da801e77c.jpg)
▲中の写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/03/a9c19aa2914bad9fb7829940e103a089.jpg)
▲裏側にまわると、結構大きいことが分かる
開店前に訪れたが、並んでいたのは年輩者と中年男性の2人だった。
時間通りにシャッターが開くと、店主とおぼしき60代ぐらいの男性が顔をのぞかせる。
玄関口に入ると、下足箱のスペースは思ったよりも狭く、前の2人が立つと、それ以上割り込むことができなかった。
サンダルを入れて奥に入ると、そこもかなり狭いにスペースになっていて、左側にフロント、右側にチケットの自販機がある。
フロントに座るのは、シャッターを開けた男性でなく、同じく60代ぐらいの女性。とても丁寧な対応だった。
購入したチケットと下足箱の鍵を渡すと、貸しタオルを受け取り、男湯ののれんをくぐる。
脱衣場も同様に小さく、壁際にロッカーが並び、真ん中には休憩用のテーブルがあるのみ。あとは、入り口横に体重計と洗面台。
開店直後に入店した場合はいつもそうなのだが、必ず一番風呂をめざす。
そのため急いで着替えるのだが、こうした一連の動作が他の入浴客に警戒感を与えたのか、年輩者の一人が急に動作を早めて先に入ってしまった。
しかし体を洗う作業で挽回すればまだチャンスはあるはず!と思っていたのだが、相手はなんと体を洗うことなく浴槽に入ってしまった。
ズルい!
というか、マナー違反である。
入って最初に椅子と桶をお気に入りのカラン前に置いて確保すると、そのまま入ってしまうのだから、ずいぶん勝手気ままな振る舞いだと思った。
仕方ないので、気を取り直してシャワーを浴びるのだが、ここのカランは他の銭湯ではあまり見かけないタイプのシャワーだった。
カランの下についたハンドルを上にあげて、ヘッドのボタンを押すとシャワーがでる仕組みだ。自分のような一見さんだと、ちょっと仕組みを理解するまでが面倒だった。
改めて浴室の配置を見ると、右手前側に、冷水しかでない立ちシャワーと、一般の銭湯には珍しい岩盤浴。
それと奥に掛けては、カランが並ぶ。
左側は、壁際に浴槽。その浴槽に沿ってカランも続く。
浴槽は、手前から水風呂、電気湯、寝湯がふたつ、あとは白湯を挟んで奥に炭酸泉(と表示されたスペース)があるのだが、その炭酸泉がどうもおかしい。
炭酸泉は炭酸泉として仕切られてるわけではなく、白湯の端っこにあるだけ。しかも炭酸泉ぽい泡ではなく、どうみてもバイブラの泡だ。
仮に炭酸が出てたとしても、これではせっかくの炭酸がバイブラに弾き飛ばされてしまうのではないか?
実際にその隅っこにあるスペースに入ってみたのだが、炭酸泉の恩恵はまったく感じられなかった。
今までの経験上、これは絶対に炭酸泉ではないと断言できる。炭酸泉が成立する条件は、独立した浴槽があり、温度が比較的低く(38℃ぐらい)、お湯が攪拌されてない状況である。
ここは真反対のことを全部してるわけで、炭酸泉ではないだろう。
それと奥には別料金のサウナ。あとは別室に露天風呂のようなところがある。作りは露天風呂と呼ぶべきかどうか微妙な感じだが、入ると変な物が浮いている。なんだろうとよく見ると、薄く輪切りにされた木だった。
これは初めての体験。どんな効果が期待されたものなのか分からないが、木の香りが周囲に漂い、たしかにこれはいいかもと思った。
全体的にみると狭い銭湯で客のマナーも正直あまり良くなかったが、ほかの銭湯では見られない岩盤浴や木の浮く浴槽があるなど、なかなか面白い銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 大船駅
経路 商店街近く
周辺の環境
●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 立体感のある富士山のタイル絵
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 未確認
脱衣所 やや狭い
シャワーの出 カランの場所によって出が違った。調整の仕方が悪かったのか?
浴槽の種類 水風呂、ジェットバス、電気風呂、寝湯、炭酸泉(?)、露天風呂(?)
サウナ あり
温度 42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり
備え付け なし
◆人
受付 60代ぐらいの女性
客層 中高年
【案内】
住所
〒247-0056 鎌倉市大船1-13-7
電話
0467-46-5324
営業時間
13:00〜24:00 土・日曜日10:30〜24:00
(神奈川公衆浴場組合のホームページには土日が9:30とあるが、実際は10:30からだった)
定休日
毎週水曜日
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載