社会科学上の不満

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憲法改正についてその2

2007-05-03 20:44:37 | 社会常識と教育
 本日は憲法記念日です。銀座で憲法改正反対のデモに遭遇致しました。また、銀座に入れないようにバリケード築いている機動隊の横を右翼の街宣車が軍歌鳴らしながら通過するお決まりのパターンを目にしました。
 まずは、交通整理に借り出された機動隊の皆さんご苦労様でした。それが率直な感想です。
 「改憲反対」の方々へ言いたいことは、護憲を謳いながら「憲法改正反対、住民投票法制定反対」ですか。自己矛盾を覚えないのでしょうか。憲法は98条で改憲用件を明文化しています。その用件の1つが「住民投票」です。60年もこの準備法が無いことの方が憲法を軽く見ていた証ではないでしょうか。また、中には「集団的自衛権を認めるな」のプラカードをお持ちの方もいらしたのですが、その方々は「国連」が集団的自衛権を前提にした組織であることさえご存じないのではないでしょうか。「UNITED NATIONS」は本来第二次世界大戦の「連合国」と言う意味です。「国連」は日本人向けの名(迷)訳です。世界中で日本の国連に対する「崇高な特別な組織」というニアンスは、世界の非常識です。
このようなことを理解出来る方が存在せず、左翼独特のアナウンスを復唱して行進していることが呆れ果てて滑稽に見えてきました。
 また、相変わらず「軍歌」でこのデモの後追う右翼の方々、貴方たちの行動に一般市民は眉を顰めています。そして、このデモを本当に妨害したいのなら、デモの後ろではなく、先頭の動きを予想し行進を止めて見てはいかがですか。そのような基本的な行動な出来無いのは馴れ合っているのかなとの印象を与え兼ねません。
改正憲法草案でも憲法9条第1項はそのままです。戦争放棄を謳います、そこに軍歌ですか、センスのなさに驚くばかりです。
 いずれにしろ「憲法」を軽んじていると言うところでは同じではないでしょうか。憲法改正が主題となる住民投票で、日本人の考えも明確になるのではないでしょうか。私見ですが左翼の方は、今住民投票を行なうと「護憲派」が負けると予測しての行動であるため、外聞を気にしていられないのでしょう。
コメント
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