台湾との間に尖閣諸島周辺の漁業協定が締結した。何のことはない、台湾の李登輝総統が提唱していた事案である。左翼系のマスコミが「大人の知恵」と絶賛していたが、李登輝総統が中国と対立していた当時、この事案は報道されたことも無かった。
安倍政権のバックには、岡崎久彦氏がいる。氏はサウジアラビアやタイの大使を歴任された方だ。また当時の防衛庁に情報収集課創設者の一人でもある。軍事力が理解できる外交官である。氏は安倍家2代に使える外交官でもある。安倍政権の外交政策のキーマンでもある。
この台湾との合意、モンゴル、ベトナムなどASEAN諸国との連携。これは中国包囲網としての一環でもある、見事である。ここまで民主党政権との差を見せ付けられては、左翼系マスコミは如何にこの事実を小さく扱うか、無視するか、に紛争している。李登輝総統の「リ」の字も報道している左翼系マスコミはない。
米国の動きを見ることが、「外交の世界では大切」と岡崎氏は言う、その通りであれば現在米国の株式が好調なのは如何なる理由か?北朝鮮との戦争を想定しているためか?