社会科学上の不満

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北の焦り

2013-04-20 00:00:38 | 外交と防衛

 米国を交渉に引っ張り出したい北朝鮮、しかし米国民の関心はボストン爆破テロで持ちきりである。北朝鮮を気にする国民は極少数派となってしまった。米国の政府も北朝鮮よりこの犯人検挙に傾注している。

 北朝鮮としては米国の関心をもう一度北朝鮮に向けさせる必要が出てきた。ハデな演出が必要となったと言う事だ。では何を行う?本当にミサイルを発射するか、核実験か、その両方か何れにしろ事を起すほか無くなってしまった。最早、脅しだけでは米国の関心を買うことは出来なくなった。

 朝鮮戦争の休戦協定の相手は国連であり,代表国の米国がその相手である。板門店でも米兵が国連軍として守備をしていた。韓国は当事者ではない。そのことが理解できていない方が多い。1950年代未だ韓国は真ともな国家として世界から承認されていなかった証でもある。このことは、マスコミは触れたがらない。

 一説には25日がXディなる予想もあるが、これは10日にノドンやスカッドに燃料を注入したと仮定した場合である。液体燃料にミサイルの筺体が対応できる期間が約2週間としての予測である。しかし10日に燃料を注入しているか確証があるわけではない。逆に燃料中注入に数時間必要であれば、本日の夜間でも発射可能である。

 何れにしろ、このボストンの爆破テロは北朝鮮にも誤算をもたらすこととなった。しかし北朝鮮は国民の飢餓が待ったなしの状況である。

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