社会科学上の不満

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北朝鮮の危機を今回回避できても

2013-04-15 00:16:33 | マスコミ批判

 北朝鮮の今回の開戦予告宣言について、解説するマスコミが色々あるが、大切な要件を故意に外して報道しているようだ。北朝鮮国内の飢餓についての報道がない。人肉の密売が横行していること、その状況で今回の軍事行動のため民間から食料を軍が徴集したことは報道されない。また、液体燃料は強酸性で安定性が乏しく、ミサイル自体を腐食させるため注入したら中断は出来ないこと。軍部の意向を押さえつけるだけの力が朝鮮労働党にあるかと言うことだ。この事から北朝鮮は振り上げた拳を何処に落すのか、今後の国内統治を考えると難しい。これらの理由が最早チキンレースを中断できない理由ではないか?食料の大量支援を必要としているのは明白な事実である。食糧支援を取り付けられねば、さすがに民衆暴動は抑えられなくなるであろう。

 例え今回北朝鮮の暴発を回避できても食糧が無いため毎年このような騒ぎを起すことは何方でも予想できるはずだ。この事を無視して、今回北朝鮮の危機を回避できても意味があるのか?北朝鮮が暴発し韓国に侵攻し略奪の限りを尽くし、国連決議に従い軍を引いたら、国連は追撃を許可するのか?韓国は治まるのか?マスコミの楽観論に如何なる根拠があるのか?希望的観測に過ぎないではないか?最悪の場合を想定する事だ、日本国内で破壊活動する工作員(数代に渡り潜伏しているスリーパータイプ)の摘発。必要なことではないか?事が起こり「想定外」「まさかそこまでやるとは」などは、福島原発事故で聞き飽きた。

 日本のマスコミに対するボヤきだが、マスコミのいい加減さ、無責任さは歴史が証明している。

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