東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

仙台発苫小牧行き

2021-06-27 | バイク・山歩き
2.さらば一本橋
 自動二輪の試験には難関がある。一本橋は幅30cm長さ15m高さ5cm、普通二輪は7秒以上、大型二輪は10秒以上の時間をかけて低速運転をしなければならない。一本橋に来るとエンストする、ふらつく、何度も落下する。試験では一本橋から落下すると即アウト、次回にどうぞということになる。これが至難の業だ。何度やっても失敗する。若いときに比べて体幹が弱くなっているそうだ。義兄の原付バイクを借りて農道や人のいない駐車場で練習した。試験では幸いにも一本橋から落下せず何とか一発合格した。久しぶりの一発勝負に緊張した。

3.試運転 みちのく潮風トレイル
 昨年の秋からは宮城県内各地、山形、蔵王、栗駒山と経験を積み、3月には「みちのく潮風トレイル」という面白いウォーキングルートを知った。気仙沼、釜石、宮古、田野畑村と2泊3日でバイクツーリングとウォーキングを楽しんだ。

4.仙台発苫小牧行き
 仕上げは仙台から北海道の稚内と利尻島を目指す。もちろんソロツーリング。仙台港からなじみ深き泉が岳と舟形山が見える。さらば仙台、しばしの別れ!

<吉田拓郎 落陽>







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饅頭屋のオートバイの記憶

2021-06-25 | 淡路・神戸・明石・京都・大阪・関西
 ボクが中学生のころ、同学年の幼友達の家である饅頭屋によく出入りしていた。関西では一般的だと思うが、饅頭屋(まんじゅうや)のことを「まんじゅや」と呼んでいた。ボク達は淡路にある高田のまんじゅやの二階や道路向かいの倉庫でたむろしていた。
 おやじさんは婚礼や法事のための饅頭を受注して作り、時折、それを遊んでいないで客先に届けるよう息子に厳命が下り、ボクはその配達に何度か後について行ったことがある。何段にも重ねた饅頭のパレットを荷物配送用の自転車の荷台に積んで客先に行く。そのときオートバイの前身の原動機付き自転車を見たような気がする。荷物用の自転車もこんな形状だった。
 
 余談だが、饅頭屋の二階には卓上型レコードプレーヤーがあり、そこではどういう訳か洋楽のレコードばかりをすり切れるほど聞いた。レイチャールス " I can't stop loving you" やコニーフランシス ”Vacation” などは今でも何とか歌え、英語の発音はこのレコードと近所の武田先生の塾で進駐軍仕込みの英語を聞いて覚えた。
 
 ホンダはその後、原動機付き自転車の名車カブを製作販売し、オートバイや四輪車のメーカーに発展する。この歳になって、オートバイの魅力を理解するようになった。母親は自分の目の黒いうちはバイクとヨットに乗るなと言っていたので避けていたが、バイクは馬に乗っているような感覚があり爽快な気分だ。
  

本田宗一郎が原動機付自転車第1号を製作【1946年(昭和21年)】/浜松市
 (city.hamamatsu.shizuoka.jp)
 

「ホンダコレクションホール開館20周年記念展示」の会場から

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遙かなり利尻富士

2021-06-22 | バイク・山歩き
プロローグ
 もう10年前のことだが、第23回日本太陽ネルギー学会・日本風力エネルギー学会合同研究発表会が稚内で開催された。その時ボクは太陽光エネルギーに加えて太陽熱エネルギーをもっと有効に活用するようにと発表した。写真はその時の主催者側の御挨拶です。
 現在では、原子力発電を活用しなければ電力供給は不安定化し、エネルギー価格は高騰して産業は空洞化し、学生の就職機会も減少しお父さん達のリストラも増え、温室効果ガス削減もできないと考え皆さんに伝えている。再生可能エネルギー賛美だけでは国民生活が窮乏化するということだ。
 その当時、稚内空港に向けて着陸態勢に入った機上から、あれが利尻山、利尻富士だと確認できた。ああ一度は行ってみたいと思った。





1. あれは去年2月28日
 さて現実に戻ると、昨年2月28日に文科省から通達があり学校の一斉休校が始まった。それまで頼みの綱だった地元の年配者の団体が宿泊に来なくなった。学校も休みだ、年配者は危ない、外に出るなと一斉キャンペーンが始まった。観光地の旅館など急に客足が止まり、輸送や観光系の産業は壊滅的な打撃を受けた。私的なことをいえば、その後は政府の対策に依存し、政策金融公庫の特別融資、休業補償や雇用調整助成金などの申請で忙しくなった。

 その上、自動車免許の高齢者講習を受けなさいと通知を受けた。毎年楽しみにしていた海外には行けなくなり、国内は閉塞状態、休業休業と八方塞がりとはこのことだ。講習で指定された場所は運転免許センターではなく、近くの自動車学校だった。そこで高齢者講習を受けたが、バイクの免許を取得するために若い人達が自動車学校に通って教習を受けていた。自分は思った、このままいたずらに馬齢を重ねていいものかと。そこで生来の天の邪鬼の気分が出てきて、自動二輪の免許取得のためにその自動車学校に通うことにした。



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蔵王逍遥

2021-06-22 | バイク・山歩き
蔵王の緑も深くなりました。
チングルマ、イワカガミなど最盛期は過ぎましたが、みんな健気に咲いています。








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濃淡の緑重なる鳴子峡

2021-06-05 | 仙台・東北
季節は巡り水無月となり










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