東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

須磨 舞子 明石

2009-12-31 | 淡路・神戸・明石・京都
気分転換にということで、神戸の須磨浦公園から鉢伏山に向うロープウエーに両親やカミさんたちと乗った。

 高校時代は舞子に住んでいたので土地勘はあるが、ロープウエーに乗った記憶がない。また六甲全山縦走は垂水から宝塚に向かって山道を確か50数kmを喘いで歩き切るが、博士課程の最終年の3月に歩いたきりで、早朝の薄明かりの中を確か近くを通ったはずだがロープウエーの終点に行った記憶がない。

 鉢伏山の頂上からは眼下に明石海峡大橋をはさみ淡路島が遠方に向かって繋がっている。六甲山系と淡路島の山なみは確かに繋がっている。十数年前にNEDOの仕事で関西空港から中国の青島に向けて飛んだとき、六甲と淡路の山系が同じなのだと機上で妙に実感した記憶がある。そのころ大震災がこの山系に沿って発生した。

 高校の国語古文の先生は人丸神社の中?に住んでおられ、非常に存在感のある方だった。淡路島 通う千鳥の・・・と詠々と謡われたのに感激し、古典の世界に思わず引き込まれた。国語はそんなに得意でなかったが、古文の先生に教えられていたころ、普段はそんなに成績が良くないはずが古文のテストで満点近くなり、どうも古文が難問で成績の優劣が極端に差があったらしく、その結果、実力テストで1番か2番かになって、他人ごとだと級友たちにはやしたてられ、身分不相応の妙な感激を味わったことがある。

「 淡路島 通う千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守 」(源兼昌)


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B級グルメ ラーメンといえば

2009-12-08 | Weblog
 先週は近郊の山中にある自然が売り物のレストランに行った。料理は価格相応だったが、周囲をはばからない二人連れの会話が大声で耳障りで料理の味も半減というところでした。

 これなら山の中でなくとも街なかで、B級グルメやC級グルメ、それなりの雰囲気の店の方がまだいいかなと思う。B級やC級グルメも今や市民権を得た。

 B級グルメといえばラーメン、ラーメンも今やB級グルメと言えるかどうか、高級な食物になった。ラーメンといえば横浜、横浜といえば新杉田、新杉田といえば吉村家だった。とんこつ、ガラ?、野菜や薬味をじっくり煮込み、少し脂っこいがコッテリとして旨みがあった。行列が出来て店員がオーダーを聞き、大、めん固め、脂ふつう、と10人以上を一気に覚える。凄い記憶力だと感心する。待ってましたとトウガラシ、青ニンニク、しょうがなどをスプーンで放り込み、海苔と厚いチャーシューとともにラーメンをすする。暑い夏は顔から体から汗が吹き出す。店長は要領の悪い若者をしかり飛ばした。一緒に行った小さかった子供はびっくりした。それでも美味しいと感激した。吉村家が新杉田から横浜西口に移ってしまい、杉田家が跡をついで残った。今度の店長はT大出身といううわさもあった。そういえばインテリかな、少し味は変わった気がしたが、伝統を受け継いでいた。そうだ、仙台では未だこの味に遭遇していない。

 その後はC級グルメにも興味を持った。横浜の狭い路地の奥にある。安い! 珍味! 旨い! 本当に安い! 


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