保守速報から広告が完全に消えたと話題ですが(といっても一時的なものかもしれない)、産経はまだか?
それはともかく、この前書いたRADWIMPSだかの歌詞ですけど、
“胸に手をあて見上げれば 高鳴る血潮、誇り高く この身体に流れゆくは 気高きこの御国の御霊”
こんな感じのがありましたね。「血潮」。
で、りくにすさんがコメントしていたやなせたかしの「手のひらを太陽に」の歌詞、
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ
同じ「血潮」でもこの違い。
後に続くものが全く違いますね。
RADなんたらは、とってもあれなナショナリズムにおさまってしまう。
やなせたかしは様々な「生命」に広がっていますね。
血潮という言葉から湧いてくる発想がここまで違う。
野田洋次郎は32歳で、やなせたかしが書いた時は42歳ぐらいですか。
そしてやなせたかしは戦争を体験していて弟は戦死。(「回天」に志願したけどおそらく特攻する前に乗っていた船ごと沈んでいるかと)
いろんなものが詰まっているやなせたかしと中身空っぽの野田洋次郎という話なのでしょう。
ようするに安易に愛国に走るのはお花畑なんですよ。
やっぱりオリンピックとかで使われたらおいしいぐらいだったんじゃね?
近頃「愛国」とかやってる(言ってる)やつは中身が何もないのですよね。
そこがポイントでしょうか。
個人として中身がつまっていれば、自分と自国政府との区別ぐらいはつくよね。
今の日本のこういう人が多いのは、個人としての何かを持って生きてこなかったからでしょう。
愛国プロパガンダはしばしば目の前にやって来るけど、受け入れるには胡散臭すぎますよね。
自転車に乗ってやって来る白人の2人組みよりも胡散臭い。あいつらはなかなかさわやかですからね。
「愛国」の胡散臭さに気がつかないのは、やはり薄っぺらいからではないかと。
RADの曲は、これもりくにすさんがコメントしているように、おそらくはそれらしい単語を集めてたぶんねテキトーに作ってますね。
本当に真面目に国のことを考えて作るならこういう雑なものにはないであろうと。
「おれ、才能あるからテキトーに単語集めてささっと曲作れるよ」ってな感じだったかもしれない。
いや、気持ちはわかります(爆
いやだからつまり最近の「愛国」ってそんなものなんですよ。
たぶん戦前も。
「愛国」は空っぽなところにスポンと入ってくるんでしょう。
ところで、世の中にはこういうバカもいるのだ。
子供嫌いのバカ
こういうバカはいると思うけど、3万8千以上のRTと4万5千以上のいいね。
これではね。
なんというか、公共の場で子供の声がうるさくて嫌なら、そういう場所に行かないかあるいは地球から出ていけばいいんですよ。あ、火星には来ちゃ駄目だよ。
たぶんこういうやつは、日本が滅びてほしいと思っているんでしょうね。
あ、ネトウヨも同じか。
グレゴリー・ペックの命日なので
To Kill a Mockingbird (6/10)
アラバマ物語。
To Kill a Mockingbird (10/10)
ついでにロバート・デュバルが映画初出演。


| Trackback ( 0 )
|
 |
|
|
|
|