Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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本邦には「本当に貧困ならカップ麺じゃなくて袋麺食うだろ」などと言う「貧困警察」のみなさんが大勢いらっしゃいますが、
それは「ぼくの考えた最高の貧困生活」なのであって、現実には本当に貧困ならカップ麺になりますよね。

あれでしょ、よくテレビで節約バトルみたいなのやってましたよね。最近は知らないけど。
1カ月の生活費が最も少なく済ませたら勝ちみたいなの。
あれは用意された部屋で、鍋、フライパン、炊飯器などが揃っていて、始める前に計画出来て十分な初期投資もできる、
そういう環境でやっているわけですからね。
そりゃ安く済ませられますよ。
特定の期間だけ安く済ませるために計画的に事前の投資(あるいは初期投資)を出来るわけですから。

古い冷蔵庫よりは新しい冷蔵庫のほうが大抵は節電になりますが、節約のために新しい冷蔵庫を買える状況は貧困とは言いませんね。
電球でもLEDを買った方が長持ちするし結果的に節約になりますが、手持ちのお金が心もとない時により値段の高いものを買えるかと。

おカネがないということは、基本的にあまり計画的な使い方も出来ないということですからね。
そのへんへの想像力が働かないのはアホだと思います。
さらにすごいのが厚労省で、「所得が低い人は栄養バランスのよい食事をとる余裕がなくなっているのではないか。食事の内容を見直すなど健康への関心を高めてほしい」だそうです。
マリー・アントワネット省かよ。
ちなみにカップ麺から袋麺に変えても栄養のバランス良くならないです。

もちろんおカネがあっても無駄な使い方をする残念な政府や自治体はありますけどね。
新国立競技場とか、まだ使えるのに壊して莫大な建設費を使ってしかも維持費が大幅アップ。
確実に一番アホなパターンです。

本題に入りますが、「本当の貧困は~」系の人々は、まったく社会が向上することの邪魔しかしないし経済に迷惑でしかないのですよね。
「本当に困っている人だけに生活保護を受けさせればよい」
「本当に奨学金が必要な学生だけに与えればよい」
「本当に大学で勉強するにふさわしい者だけが(大学に)行けばよい」
この手の発言は、結局微妙な人たちに対して抑圧的になりますね。
「不正受給が~」
とか言って騒ぐ人いますけど(維新とか自民とかの方面で)、これは堂々と不正受給やってしまうような糞野郎には通じませんからね。
悩んでいる人に対して抑圧的になるだけ。
全てそうですね。
決して「本当に知事にふさわしい人」とか「本当に総理にふさわしい人」とか言いませんね。
あ、「アベさん以外に誰がいる?」とは言うか。(信者乙)

結局のところ、立場の弱そうな人を見つけてマウンティングしたいだけの集まりだということです。
実際に、日本の税制と再分配の仕方は本当に困っている人にはあまり回らず余裕のあるところにまわって行きますからね。
人々が思うように行動できず抑圧的になっていけば当然経済にもマイナスですね。
「経済!経済!」と叫んでいる新自由主義者ほどふけい在なやつらはいないのです。

ちょくちょくツイッターでは出回りますが、フランスで生活保護の受給者になると公共の交通機関が無料とか(一部だろうけど)、美術館・博物館の入場が無料とからしいです。
週末に観劇できるぐらいが健康で文化的な最低限度の生活という認識のようですね。
売れないアーティストは普通に生活保護うけながらできる感じかな。

とにかく抑圧することばかり考えているやつは、社会の敵、経済の敵ですよ。

マイケル・ジャクソン。
オフ・ザ・ウォールから。
Michael Jackson - She's Out of My Life

Michael Jackson - Rock With You

Michael Jackson - Don’t Stop 'Til You Get Enough

Michael Jackson - Off The Wall
凄くなったのはこのアルバムからですかね。
このあとのスリラーであっち側の世界に行ったと。

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