昨日からすっごい調子悪いんで短めに行きます。
「素顔同盟」という話が中学校(1年だったはず)の国語の教科書にありまして、
素顔同盟 すやまたけし
(こんな感じで)、前にも書いた気がしますが。
あまり好きじゃない話だったんですけど、必要な時代になってしまったようですね。
好きじゃない理由は、かなり安易なディストピアものでしかも冒頭からあまりにもストレート。
その朝も目を覚ますと仮面をつけ,鏡に向かった。にせものの笑顔がそこにある。人工的すぎる,口もとだけでしか笑っていない。その他の部分は,目もほおも無表情ですらある。そしてなによりも,その無個性な笑顔はみんなと同じなのだ。人と同じであることは幸福なのだとみんなは言うが,ぼくはそれに息苦しさを感じている。
中1とはいえ、これだと「読解」の必要がないんじゃないかと思うのですが、
これでも説明すべき点はたくさんあるんですね。中1ですと。
ネトウヨ相手だとさらに多いかと思うんですが、ただあれらは吸収する力がないので、たぶん説明しても無理かな。
もしかしてこの類なんじゃないかと思うのが
顔でないと出勤登録できず
でました。
笑顔でないと出勤登録できず 出退勤管理システム開発 外食産業向けに
顔認証技術で「笑顔度」判断
いやいやいやいや。出勤時に?
寝不足でボヘーッとしてたって、高度にプロフェッショナルな人は接客時には笑顔にできるでしょう。バッカじゃないの?
だいたい機械にそんなもん測らせるなよ。
アルコールを検知するやつならともかく。
で、こういうの非難すると「笑顔のどこが悪いんですか」とか、アイコクシャ様が言いそうです。
笑顔じゃないと駄目な社会とかマジでやってきそうな気配ですね、日本列島には。
笑顔じゃないと非国民といわれるのかな。
「貴様、笑顔じゃないとは何事だ。歯を食いしばれ!」などと憲兵が・・
笑顔固定ディストピア怖い。
ディストピア物は基本的に安易な気がして好きになれないのですが、本邦はもっと安易な世界に突き進んでますね。
ストラヴィンスキー。
本人がN響振った映像が。
「火の鳥」
Stravinsky - Firebird
ちょっと音はあれですが。
時間がない場合は17分過ぎから。
「ペトルーシュカ」
Stravinsky - Petrushka Ballet
一通り網羅していて聴きやすくて見やすいこれにしました。
いつもネレイエフの7~8分のやつだし。
あとはのだめ的なバージョンもありますが。
「春の祭典」
Stravinsky - The Rite of Spring
3月にブーレーズやってるので、違うので。
これもいろいろ難しいですね。バレエ音楽だから当然そっちの映像があるし、モダンバレエも結構ありますね。
バレエのは見やすいのがなさそうだったのでパス。モダンバレエは大抵エロなので今日は避けました。(というかそもそもそういう話ですし)
次の動画が「タンホイザー」とかだったりするんですが、それはエロしか共通点がないだろ。
ゲルギエフが振りながらのバレエが良いかと思ったんですが、ちょっと画質がボワーンとしていて見づらい。
ストラヴィンスキーというとこの3曲ですが、いずれも第1次大戦前。
このあと作風が変わっているんですが、理由はなんでしょうかね。
大戦でおうちに帰れなくなったのはあるんですが。「春の祭典」が斬新すぎて大騒ぎになったことと関係あるんですかね。
日本の場合、古臭い軍国風のろっくで叩かれたりしますが、これはしかたないでしょうね。後に残らないですから、あんな曲。
「プルチネルラ」
Stravinsky - Pulcinella Ballet
大戦後の曲。1920年初演だそうです。
相変わらずディアギレフバレーのですが、当時はピカソが美術担当したんだて。
前衛的な上の3曲とまるで違いますね。そしてこれは当時ものすごく人気があったそうです。


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