朝から心温まるニュースがでましたね。
いつものことですが予想された数字以上に低い。
去年の1Qから4QまでのGDP(年率換算)を見てみますね。
1-3月(年率)+2.2%
4-6月(年率)+1.3%
7-9月(年率)+1.8%
10-12月(年率)-6.3%
こんな感じです。
経済音痴の日経はこれを
10~12月期GDP、年率6.3%減
消費増税前の駆け込み需要の反動減が響いたほか、大型台風や暖冬による消費の伸び悩みも重荷となり
と説明しています。(中に3Qが+0.5%とあるのは何?)
どうしても消費税を増税したことを原因にはしたくないようで、駆け込みの反動と表現しています。
しかい、上の4半期毎のGDPを見ますと、3Qは+1.8%で、別にそんなに駆け込みはないですよね。
1Qと2Qの平均程度です。ほぼないといってもいいです。
で、下落だけ大幅にあるんですから駆け込みの反動などという説明はまるっきり出鱈目といっていいレベルでひどい。
さらにひどいのがNHKで、まあ、ネット配信のこの記事はそこそこ真面目なんですが
NHK GDP、年率6.3%減
テレビのニュースはひどかったようです。
コロナウイルスのニュースの後に、「こうした中」とつなげて、
某デパートの話として、「年末の売上下落が年明けから回復してきたのにコロナウィルス禍で大打撃」などという編集にしていたようです。
今年関係ないですからね。まるっきり流れがおかしいんですが、とにかく安倍様のせいにはできない大本営の必死な編集。
ちなみに、家計消費は前期比(年率)マイナス11.5%と驚異的な落ち込みです。
これはすごい。
ポイント還元だとかいろいろあるんですよね。まったく効果なし。いや、もし効果あったら来年の6月で終わるのでさらに落ち込みますけどね。
安倍内閣になってから少しでもましな数字に見せるように、いろいろいじってこれですからね。
しかし、驚きなのはメディアですね。特にこの場合は日経。
一応名前に「経済」が入っているんですけど、ここまで経済的に完璧な失政を一生懸命よいしょしているのは全くすごいですね。
本当にあらゆる点でレベルが低い。
バカしかいないのでしょうか。
まあ、日本人は全体に経済音痴ですよね。
ノーベル賞が程遠いのは置いておいても、今に至って野党の支持者もすごいんです。
いまだにデフレよ不景気の区別が付いていないんですよ。
あれはわざとなんですかね。なりすましとか(爆)
デフレって、簡単に言うと物価が下がり続けることです。
物価だけはずっと上がってますからね。
円安にしたバカがいて。
しかし、「デフレが~」なんですよ。
そこは安倍支持者とかわらない。
まあ、反緊縮の人はかなりの割合で「デフレが~」なんですが、もともとアベノミクスをよいしょしていたリフレ派もいますからね。
アベノミクスをよいしょしなくなっただけで何も変わっていないようですけど。
リフレ派が移ってきたのは消費税増税には反対だからですよね。それ以外は、変わってない。
「反緊縮」の人は結構な割合いで極端なんですよね。
中身を気にしない。とにかく予算を付ければオッケー。
いくら予算つけてアメリカから使えない兵器を買っても日本は潤わないでしょ。
そういうことを全部すっ飛ばして「反緊縮」とか言ってもしょうがないんですよ。
「ハイパーインフレにはならない」と一生懸命なひともいますが、ハイパーまで行かなくても、たとえば今から半年ぐらいで5割物価が上がったら清潔で機内でしょ。
その間、賃金は大して上がらないですよ。そして年金はほとんど上がらない。
今の日本だと仕組み的にも4月に変動があるんだし、年金あたりはもう決まってるでしょ。
物価変動に駒幕対応しませんからね。
賃金はそれよ瑛は柔軟でしょうが、でも4月でしょ。
その後に物価が上がっても、賃金はめったにあがらない。
この人たちは、「政府の借金」もばかにしてますけど、政府の借金が急激に増えても大丈夫かどうか決めるのは、ほぼきみたちではないんですよ。
世界の市場。
まず円安になって物価が上がる。
上記のようにインフレになる。半年で5割も上がったら死にますよね。
当然、このときは好景気でもないので(むしろ逆)、増税するわけにもいかない。
「反緊縮」の人たちの主張は、ほぼアベノミクスと同じなんです。(消費税以外)
政府(中央銀行)主導で通貨安に振ってインフレを演出したが、景気は良くなりませんでしたって当たり前なんですよ。
ぼくらが出来るのは、消費税を下げて好景気にする、あるいは正しく再分配して消費を増やすと。
でも例えば立憲(あるいは民民)支持者なんかは、不景気だという認識もなかった人が多いし、消費税が逆進的だという認識もなかった人がいたりするんですね。
「消費税を下げるのは結局お金持ちに得だから反対」という謎。
いやなんというか、もっとシンプルなレベルでの経済についてちょっと考えたほうがいいと思いますけど。
今の日本だったら、人道的な政策を進めると自動的に経済にプラスになると思いますけどね。というか間違いなく。
出産・子育て・教育にお金を回しても同様。
あと生活インフラと。
ただし、安倍君のように何でもお友達優先では絶対駄目ですけどね。
全然お金が回るべきところに回らない。
さしあたって、食べ物と生活必需品は5%に下げていいよね。消費伸びるよ。
何かやるのに財源が足りなかったら分離課税をあげると。
法人税を元に戻すとかね。
あれ、旧民主系はそれが怖いんじゃないの?法人税あげると経団連とかに猛反発食らうからね。もちろん寿司メディアも大企業ですし。
今日も国会はめちゃくちゃでしたね。一体どうしたら安倍君なんて支持できるのかわかりませんけど、支持者って頭おかしいんですかね。
コロナウイルスも。
CMで警戒を呼び掛けるって、ばか丸出しなんですが。
そんなもんNHKのニュースでやれや。
くだらないことに税金使うことばっかり考えるんですね。
どうせ赤字の電通を助けるだけなのに。
しかし電通はさんざん政府から助けてもらって赤字ってどういうこと?
というか、政府はその権限と規模を持った組織にしかできないことをやろうね。
今日は楽しいヴィヴァルディのマンドリン協奏曲を。
Vivaldi - Mandolin Concertos
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