Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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また新しいカテゴリーが増えました

2023-02-20 20:51:34 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

今夜3回目の更新は新しいカテゴリーです。

イグニッションモデルの1/18ケンメリスカイライン4ドアをお客様が昔乗っておられた車に加工します。
この悪そうな車です(失礼!)
グリルはたまたま外されていたらしいのでグリルが付いた状態にして作ります

今は会社の社長さんなんですが・・・昔は結構派手な車にお乗りだったみたいです(笑)
でも良いのです、お客さまにとってはこの車が一番お好きだったのかもしれませんしね・・・。

ベースになったのはこのモデルです。
お客様にお送りいただいたミニカーです。

だいぶ前からお待ちいただいていまして・・・しかも購入されたのはかなり前だったらしくサイドウインドウはこの通りです。

反対側もヨレヨレです(笑)
まあイグニッションモデルのミニカーは少し古くなりますとすぐにこんな事になってしまうのは残念ですね。

このイグニションモデルのミニカーにオーバーフェンダーをつけるのが結構大変な仕事なのです。
お客様はボディカラーについては塗り替えを希望されていません・・・と言うことは色味はコレでOKなのだろうと勝手に判断しました。
が通常今まで通りの方法でオーバーフェンダーを付けようとしますとボディの総剥離は必須なので見積もりは一番手間が掛かる事を想定して出してあります。
この数日考えた方法でうまくいけば少し安くなる可能性があります・・・まあそれはやってみないとわかりません。

まずケンメリスカイライン4ドアにオーバーフェンダーを4輪につける場合一番困るのは後ろ側ですね。
この辺りは実車も模型も同じ事なのです。
それはなぜかと言いますと・・・サーフラインをカットしなければならない事なんです・・・

しかも4ドアではドアの下側もカットの必要が出てきますからね、大変なんです。
まずはカットライン(実際には削るラインですが)を決めます。マスキングテープをパンチコンパスでカットしたものを貼り付けて不自然にならないラインを決めましょう。
マスキングテープの下側の部分を削ります。

で・・・フロントはどうしようか考えましたが。
フェンダーのリップ部分が少し邪魔になりますのでフロントも少しだけ削る事にしました。

同様にマスキングテープでカットラインを削ります。

カットラインが決まったところでボディの分解を始めます
カットラインを決めるところまでは採寸をしなければなりませんのでベース板に固定されていた方が楽なんですがホイールアーチをリューターで削る時には分解してタイヤなどを外しておいた方が良いですよね・・・
傷がついたら困りますからね〜。

と言うことでフェンダーのアーチを削りました。

実車も模型もここを削らないと作業が進みません(笑)
しリアフェンダーにメタルインレットが貼られていますがこれもまた一度剥がしますとバラバラになりますから傷がつかないようにマスキングテープを貼っておきましょう。
メタルインレットには粘着面が直接当たらないようにしてあります。

フロントも同様に削っています。
なるべくボディカラーは傷をつけないようにしたいですね〜。

先ほどリューターで削ったと書きましたが・・・
削りカスが飛びますのでこのように掃除機で吸いながら削っています。
ゴミが散らなくて片付けが楽ですよ。

反対側も同じように削っています。
これで後戻りできなくなってしまいました。

続きは明日また更新できると思います・・・
明日も天気予報には雪のマークがついていますから外の仕事は無理かな!?


塗料が届きました

2023-02-20 20:48:58 | 1/43 Toyota Corolla ALLEX

本日2回目の更新です。
昨日、注文したタッチアップペイントが本日午前中に届きました。
早いですね〜!!

発送元を見ましたら・・・なんと兵庫県の会社でした。
だから午前中に届いたんですね〜。

こんな感じで届いています。
お値段はちょっと高めですけど・・・普通のタッチアップペイントが3本くらい買えます(笑)
でも普通は売ってない塗料が買えるのですからこれを使わない手はありません。

箱から出してみますと・・・
なんと色見本までついています、どんな色味か塗ってみる必要もないわけですよ(笑)
なんと親切ですね・・・さすが高いだけはあります。

そうそうこの色ですよ!!
ゴールドでもないし少し赤みのある様なベージュメタリック。

このサンプルカラーがこのミニカーに塗られたら・・・
頭の中で少し脳内モデリングです。
全体的に悪くはないはずですが・・・1/43に使うにはメタリック粒が気になりますね。
1/18だとギリギリなんですが1/43だとアウト!!

時間がかかるのはここからです。
塗料を濾すための特殊なフィルターを使いまして荒いメタリック粒を濾し取ってしまいます。
しかしこれは大変時間がかかるのです。
フィルターを通り越す塗料は少しづつでしてポタ、ポタ、くらいなペースでしか落ちないのです。
まあ今期よくやるしかありません。
メタリック粒の荒いものが無くなりますと当然ですが色味が濃くなってしまいます。

濾し過ぎたと思ったら目の細かなメタリック粒を足してやって調整します。
その為にも色見本が必要なんですよ。

これで今夜2回目の更新です。

・・・実は今夜はこれでは終わらないのです。
3回目の更新もしますからね〜(笑)
さすがに3回目の更新は初めてかもしれませんね。


インテークの整形

2023-02-20 20:45:53 | Hino Samurai

本日の山陰は朝のうちは曇りったり晴れたりしていましたが午後からはポツポツ雨が降ってきました。
そんなに強い雨ではありませんが・・・夕方になって少し気温が下がってきたせいか夕方には雨に白いものが混じってきましたね。
本当はタマネギに肥料をやろうかと思っていましたが朝方に雨が降りまして畑の土に水分が多く入れませんでした。
明日は予報通り雪が降るのでしょうか??

今日も厨房係は大活躍です(笑)
ご予約もありましたのでソコソコ忙しかったですね〜。

午後からは本業です。
ヒノサムライはなかなか塗装に入れませんね〜
気になる部分が多々あるのです(笑)
まあ今のうちにできる部分はやっておかないと後で後悔することになりますから・・・

今日のサムライは・・・ココです。
ノーズの下に小さなインテークがあるのですが・・・ここの奥にラジエターがあるはずなのでここから冷却用の空気を取り込んでいるはずなんですが、こんな小さなもので大丈夫なのかな?
まあレース様なので信号待ちで止まることも無いでしょうし、今ほど気温が高くなかった時代の車なので大丈夫なんでしょうね。
当時のことなので電動ファンもなかったでしょうし・・・。

この部分はキットでもモールドはありましたが、ノーズを絞り込むように整形しましたのでこのインテークはかなり小さくなってしまっています。
実車の写真に合わせて削っておきます。

キットではこの凹みにメッシュ状のエッチングを貼り付けるようになっていますが・・・
このインテーク自体が少し後ろすぎるように思いますので前側を少し削っておきました。
また抜けていないエッチングではちょっと興醒めなので菱形に抜けているエッチングを準備して使おうかと思っています。

ただし、抜けたエッチングを使うならこのボディを抜いておかないといけなくなるわけでして・・・
先に後ろ側によっているインテークを前側に寄せておかなければなりませんね。

ということで後ろ側にパテを盛っておきます。
硬化したら削ってインテークの穴を開ける作業をしたいですが・・・パテを盛った部分が完全に硬化しないと次に進めなくなりました。

なかなか前に進みませんね〜まあ焦っても仕方がないことなので続きは明日ですね。
おかげさまで他にもやらなければならない仕事は沢山あるのです。

今夜は何回ブログを更新すれば良いのかな??
まあ複数回になることは間違いありませんね。