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ダマー映画祭inヒロシマ レポート vol.2

2012-12-27 23:53:55 | 自主映画関連
日記風レポート パート1

「11月17日」
朝10時に新幹線で広島に到着。駅前でとりあえずお好み焼き食べて、会場のNTTクレドホール、に隣接する映画祭でとってくれた宿泊先のリーガロイヤルホテルに行く。
かなり立派なホテル。部屋は28階。海側を向いた部屋。広島市を一望できる。
とりあえず会場に行く。隣接するデパートの11階。NTTクレドホール。11階全体がダマー映画祭のフロアとなっている。
控室に通され、トークセッションを控えたBプログラムの監督さんたちと対面。私はAプログラムで、上映は16時から。

「A LITTLE WORLD」の藤井監督に「万華鏡」の小森監督ともにイケメン。「色声」の八幡貴美監督は美人。役者の控室かと思った。今カメラあったらこの控室で映画撮りたい。
そんな妄想をはらって、とりあえず招待作品の一つ「東京タクシー」(キム・テシク監督)を鑑賞。
ダマーBARで酒を頼みたいのを我慢しつつ、いよいよ16時からの上映。
上映は第一会場と第二会場で行われる。
第一会場は相当広いステージで、演劇もコンサートもできそうな会場。第二会場は広めの会議室のようなところ(小さいがその分熱い)。


16時からの上映は第二会場。キャパは小さいが逆に観客の熱気がじかに伝わり、特に笑いを狙った場面ではきちんと笑いが聞こえるのがいい。
「罪と罰と自由」の他に東京から出品の「Faint Light」「木曜午後八時」、台湾から出品の「門」、韓国から出品の「The Venus + Flytrap」が上映。全て非常にレベルの高い映画。映像の美しさが自分のとはダンチ。演技の質の違いにも衝撃。

「上映後トークセッション。」
撮影の裏事情で何か苦労したところは・・・と問われ、わりと盛り上がった話があったので紹介する

「罪と罰と自由」を公園で撮影していたところ、公園にいた市民からどんな映画を撮影しているのかと、公園事務局に問い合わせがあり、公園事務局の方が事情を聞きに来られた。アマチュア映画の撮影ですと説明して問題は無かったのだが、その日に撮りきれなかったので今度はちゃんと許可をとろうと事務局に申請したら、結構なお金がかかることになり・・・
という話をしたら、「Faint Light」の原監督は東京の人は撮影になれているので街中で撮っていても誰も気にしない、松本は大変ですねぇ・・・と。司会者の方は広島ではフィルムコミッションがロケの手助けをしてくれるが・・・と言う。台湾のチャン監督は台湾では行政が撮影の後押しをしてくれるので齋藤さんが言われたような苦労はありません・・・と、映画先進地域の人たちから同情される一面も(笑)。
撮影に免疫のない地方都市独特の苦労話でプチ盛り上がりしました。



ダマー映画祭の会場ではパネルに広島ロケの撮影風景の写真が張られていたのですが、なんと我が町の商店街映画祭で審査員を務められている七高剛監督の「DOG×POLICE」のビル爆破ロケの写真がある。しかもまさにこの会場の1階に爆薬しかけてリアルに大爆破したという。(広島フィルムコミッションの方が言うには、役所に申請したらCGでやってくれと頼まれたが、プロデューサーの強い意向でリアル爆破許可をとりつけたのだという…)

会場を後にしライトアップされた原爆ドームを観に行く。
核兵器の廃絶と戦争のない世界の実現を願います。

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