実は今週水曜(というか昨日)から来週月曜まで、
ちょっとした休暇となっているのでした。
そんな訳で休暇初日となった昨日は久々となる東松山巡礼を敢行。
アヴァロンは相変わらず健在な上、
攻略本まで常備されていました。
ここから新たな魔導士達が巣立ってくれることに期待です。
さておき今日もSDBのレポートな訳ですが、
今回は趣向を変えて個人的に気になるプレイヤー1人に注目し、
そのプレイヤーの参加した2試合を続けて紹介していきたいと思います。
----
予選1回戦第5試合(おのっち、にゃむ、こば子(27)、年年歳歳花相似)
チャイレンデッキといえば鍵聖戦環境において、
魔神ルカと並ぶ最強デッキの一つに数えられる存在。
しかし出足の遅さと配置狩りに対する脆さ、
そして泥試合になりやすさから、
競技会、特にSDBの様なポイント制の大会では不利とされていた。
そんな環境下で敢えてチャイレンを選択したプレイヤーの一人が、
この試合に参加した年年歳歳花相似(以下ねんねん)である。
博物館(昼)で始まったこの試合、
鍵を手に入れたのは天女を使ったおのっち。
これに対しにゃむはミスブラ+黄青緑で祠待ちの体制。
そして注目のねんねんは、
早くもユキダルマン散布状態に突入していた。
ホルダーとなったおのっちは祠のにゃむにジラクリムゾンで侵略するも無支援。
これに対しにゃむは当然の如く支援を使用。
使ったのは…アマゾーネ。
手札を黄2赤1緑1にして祠1つ目を獲得したにゃむに対し、
おのっちが1番、こば子が2番で侵略。
その頃ねんねんは順調に配置数を伸ばし、
チャイレン+赤緑で祠待ち体制に。
しかしおのっちはにゃむとねんねんの両方に対するソリューションを持っていた――石像+支援鷲掴み。
にゃむはグリゲーターで抵抗するも撃破され、
更に祠が誓い方に移動といよいよ「おのっちタイム」発動…かに見えた。
しかし次のチェイサーターン、
ネオン+赤で祠に着いたおのっちにねんねんが攻め込む。
アタッカーとして現れたのは勿論――チャイレン+支援フェレット。
おのっちの支援フェレットは、空を切った。
ホルダーになったねんねんはコアラ先生+エイイアンのコンボを使って、
あっさりと祠に到着。
更にチャイレンを配置し、手札も黄緑+ユキダルマンの補充と無敵モードに突入。
こうなると完全にねんねんのペース。
おのっちはアーマジロ+フィールドアーマでねんねんのエイイアンを狩るので精一杯。
唯一攻め込んだにゃむも渾身の剣客+聖騎士をハコリスで避けられ、
4あったライフを根こそぎ奪われてしまった。
この理不尽な強さこそ、チャイレンデッキの真骨頂である。
難なく鍵を守ったねんねんだが、
さすがに2つ目の祠にもチャイレン配置とはいかずユキダルマンで妥協。
手札は赤1緑2。
これに対し戦闘1番で攻め込んだのはこば子。
使ったのは育成済みのチャイレン+支援エンペラーだったが、
結局これが「彼女」の最初で最後の見せ場となった。
戦闘2番だったおのっちがライフアウトしたことで祠が空となり、
こば子が祠入りしたところで試合終了。
制限時間の厳しい中で唯一祠を2つ周ったねんねんが、
このブロックの1位となった。
予選2回戦第5試合 (misono、年年歳歳花相似、チップ・ザナフ、リチア)
1回戦目で劇的な勝利を収めたねんねん。
しかし待ち構えるのはオオサン育成型の珍獣デッキを使うチップ、
そして1回戦第6試合でとんでもない泥試合を演じてしまったmisonoとリチア。
恐らく祠1つ周れるかどうかも怪しい泥試合になることが予想されるが、
問題は別のところにあった。
実は第3試合、第4試合の参加者が会場付近におらず、
2試合を繰り下げての試合となっていたのだった。
これがプレイヤーのモチベーションにどんな影響を与えるか。
太陽の庭園(夕)で始まった試合、
リチアが天女無しで鍵を取るも、
第6試合で同じ組のmisonoがいきなりジラオーカー+白2で祠ガン待ちモード突入。
早くも泥試合の予兆が現れる。
これに対してリチアは全く手が出せず、
ダゴナイト→イヌガミと配置モンスターを変えつつ完全逃げモード。
勿論他のプレイヤーもこれを指をくわえて眺めていた訳ではなく、
ねんねんは配置数を増やしながらもワープマスを制圧していき、
チップもじりじりと距離を詰めてゆく。
リチアがスケールイータ配置+手札青赤白となったところでチップが動く。
チップはオオサンで育てたポヨロール+フェレットで攻撃。
しかしリチアが握っていた支援――フィールドアーマ――は、
チップをあっさりと退けてしまった。
そうこうしているうちにリチアのライフ1は1。
一人で死ぬのは嫌だとばかりに、
チップのチャロをナイトキャット+風雷の舞で落とし、
チップも道連れにしたのだった。
祠を周るよりも先に鍵落としが発生という異常事態の中、
鍵を取ったのはまたしてもリチア。
しかし移動の要となるワープマスはねんねんに封鎖されたままだ。
結局リチアはねんねんのエイイアンをジェントル+トリックスターで落としてねんねんをライフアウトさせ、
手札を青赤緑としてターンを返すことに。
これに対しチップが再度攻め込む。チップの侵略は云+ハコリス。
一方のリチアは支援トットー。
結果はチップの攻撃は避けられリチアの攻撃が刺さるという、
あまりにも不平等なものとなった。
一方ねんねんは再度配置数稼ぎに挑み、
ここまで全く動きの無かったmisonoはひっそりとライフアウトとなった。
misonoが消えたことで祠は空になったが、
相変わらずリチアは動けない。
結局ジェントルを呪術師の祈りで16/16にし、
手札を赤緑として再度ターンを返す。
完全にゲームが停滞してしまった中、
チップは別のジェントルをクマゴロウ+エンペラーで狩り。
リチアはロータンを使うも上昇値勝負に負けて倒される。
そしてmisonoはユキダルマン+赤白で再度祠待ち。
まだまだゲームは動きそうにない。
残り5分の表示の中、
リチアは未だに祠待ちにソリューションを見出せず、
スフィンクス+赤2で再三の停留。
これに対して漸くねんねんが動いた。
戦闘1番を取ったねんねんはチャイレン+モグタンでスフィンクスを撃破、
リチアをライフアウトさせる。
しかし祠周りを固められた中では、
いくらチャイレンを駆るねんねんでも祠へ攻め込むのは至難の技だった。
残り3分と絶望的な中、結局少し動いてチャイレン+青1赤2緑1で止まってしまう。
全く身動きの取れないリチアは黒の王+隼丸で先ほどのチャイレンを狩ろうと試みるが、
ねんねんは既にソリューションを用意していた――支援クマゴロウ。
そして時間的に最後となるであろうホルダーターン。
ねんねんは意を決して祠のユキダルマンに挑む。
しかしチャイレンを使い果たしたのか、
ユキダルマン+支援ハコリスで攻め込まざるを得ない。
一方手札が赤1緑1白2と無駄に充実しているmisonoが選んだ支援は――心眼。
結局唯一祠を1つ周ったねんねんが1位となったが、
ライフアウトとホルダーターン数の少なさが響き、
スコアも寂しいものとなってしまった。
とはいえSDB環境では決して有利とはいえないチャイレンデッキで、
ここまで健闘したことは賞賛に値する。
今後の大会でも台風の目となることは間違いない。
----
ちょっとした休暇となっているのでした。
そんな訳で休暇初日となった昨日は久々となる東松山巡礼を敢行。
アヴァロンは相変わらず健在な上、
攻略本まで常備されていました。
ここから新たな魔導士達が巣立ってくれることに期待です。
さておき今日もSDBのレポートな訳ですが、
今回は趣向を変えて個人的に気になるプレイヤー1人に注目し、
そのプレイヤーの参加した2試合を続けて紹介していきたいと思います。
----
予選1回戦第5試合(おのっち、にゃむ、こば子(27)、年年歳歳花相似)
チャイレンデッキといえば鍵聖戦環境において、
魔神ルカと並ぶ最強デッキの一つに数えられる存在。
しかし出足の遅さと配置狩りに対する脆さ、
そして泥試合になりやすさから、
競技会、特にSDBの様なポイント制の大会では不利とされていた。
そんな環境下で敢えてチャイレンを選択したプレイヤーの一人が、
この試合に参加した年年歳歳花相似(以下ねんねん)である。
博物館(昼)で始まったこの試合、
鍵を手に入れたのは天女を使ったおのっち。
これに対しにゃむはミスブラ+黄青緑で祠待ちの体制。
そして注目のねんねんは、
早くもユキダルマン散布状態に突入していた。
ホルダーとなったおのっちは祠のにゃむにジラクリムゾンで侵略するも無支援。
これに対しにゃむは当然の如く支援を使用。
使ったのは…アマゾーネ。
手札を黄2赤1緑1にして祠1つ目を獲得したにゃむに対し、
おのっちが1番、こば子が2番で侵略。
その頃ねんねんは順調に配置数を伸ばし、
チャイレン+赤緑で祠待ち体制に。
しかしおのっちはにゃむとねんねんの両方に対するソリューションを持っていた――石像+支援鷲掴み。
にゃむはグリゲーターで抵抗するも撃破され、
更に祠が誓い方に移動といよいよ「おのっちタイム」発動…かに見えた。
しかし次のチェイサーターン、
ネオン+赤で祠に着いたおのっちにねんねんが攻め込む。
アタッカーとして現れたのは勿論――チャイレン+支援フェレット。
おのっちの支援フェレットは、空を切った。
ホルダーになったねんねんはコアラ先生+エイイアンのコンボを使って、
あっさりと祠に到着。
更にチャイレンを配置し、手札も黄緑+ユキダルマンの補充と無敵モードに突入。
こうなると完全にねんねんのペース。
おのっちはアーマジロ+フィールドアーマでねんねんのエイイアンを狩るので精一杯。
唯一攻め込んだにゃむも渾身の剣客+聖騎士をハコリスで避けられ、
4あったライフを根こそぎ奪われてしまった。
この理不尽な強さこそ、チャイレンデッキの真骨頂である。
難なく鍵を守ったねんねんだが、
さすがに2つ目の祠にもチャイレン配置とはいかずユキダルマンで妥協。
手札は赤1緑2。
これに対し戦闘1番で攻め込んだのはこば子。
使ったのは育成済みのチャイレン+支援エンペラーだったが、
結局これが「彼女」の最初で最後の見せ場となった。
戦闘2番だったおのっちがライフアウトしたことで祠が空となり、
こば子が祠入りしたところで試合終了。
制限時間の厳しい中で唯一祠を2つ周ったねんねんが、
このブロックの1位となった。
予選2回戦第5試合 (misono、年年歳歳花相似、チップ・ザナフ、リチア)
1回戦目で劇的な勝利を収めたねんねん。
しかし待ち構えるのはオオサン育成型の珍獣デッキを使うチップ、
そして1回戦第6試合でとんでもない泥試合を演じてしまったmisonoとリチア。
恐らく祠1つ周れるかどうかも怪しい泥試合になることが予想されるが、
問題は別のところにあった。
実は第3試合、第4試合の参加者が会場付近におらず、
2試合を繰り下げての試合となっていたのだった。
これがプレイヤーのモチベーションにどんな影響を与えるか。
太陽の庭園(夕)で始まった試合、
リチアが天女無しで鍵を取るも、
第6試合で同じ組のmisonoがいきなりジラオーカー+白2で祠ガン待ちモード突入。
早くも泥試合の予兆が現れる。
これに対してリチアは全く手が出せず、
ダゴナイト→イヌガミと配置モンスターを変えつつ完全逃げモード。
勿論他のプレイヤーもこれを指をくわえて眺めていた訳ではなく、
ねんねんは配置数を増やしながらもワープマスを制圧していき、
チップもじりじりと距離を詰めてゆく。
リチアがスケールイータ配置+手札青赤白となったところでチップが動く。
チップはオオサンで育てたポヨロール+フェレットで攻撃。
しかしリチアが握っていた支援――フィールドアーマ――は、
チップをあっさりと退けてしまった。
そうこうしているうちにリチアのライフ1は1。
一人で死ぬのは嫌だとばかりに、
チップのチャロをナイトキャット+風雷の舞で落とし、
チップも道連れにしたのだった。
祠を周るよりも先に鍵落としが発生という異常事態の中、
鍵を取ったのはまたしてもリチア。
しかし移動の要となるワープマスはねんねんに封鎖されたままだ。
結局リチアはねんねんのエイイアンをジェントル+トリックスターで落としてねんねんをライフアウトさせ、
手札を青赤緑としてターンを返すことに。
これに対しチップが再度攻め込む。チップの侵略は云+ハコリス。
一方のリチアは支援トットー。
結果はチップの攻撃は避けられリチアの攻撃が刺さるという、
あまりにも不平等なものとなった。
一方ねんねんは再度配置数稼ぎに挑み、
ここまで全く動きの無かったmisonoはひっそりとライフアウトとなった。
misonoが消えたことで祠は空になったが、
相変わらずリチアは動けない。
結局ジェントルを呪術師の祈りで16/16にし、
手札を赤緑として再度ターンを返す。
完全にゲームが停滞してしまった中、
チップは別のジェントルをクマゴロウ+エンペラーで狩り。
リチアはロータンを使うも上昇値勝負に負けて倒される。
そしてmisonoはユキダルマン+赤白で再度祠待ち。
まだまだゲームは動きそうにない。
残り5分の表示の中、
リチアは未だに祠待ちにソリューションを見出せず、
スフィンクス+赤2で再三の停留。
これに対して漸くねんねんが動いた。
戦闘1番を取ったねんねんはチャイレン+モグタンでスフィンクスを撃破、
リチアをライフアウトさせる。
しかし祠周りを固められた中では、
いくらチャイレンを駆るねんねんでも祠へ攻め込むのは至難の技だった。
残り3分と絶望的な中、結局少し動いてチャイレン+青1赤2緑1で止まってしまう。
全く身動きの取れないリチアは黒の王+隼丸で先ほどのチャイレンを狩ろうと試みるが、
ねんねんは既にソリューションを用意していた――支援クマゴロウ。
そして時間的に最後となるであろうホルダーターン。
ねんねんは意を決して祠のユキダルマンに挑む。
しかしチャイレンを使い果たしたのか、
ユキダルマン+支援ハコリスで攻め込まざるを得ない。
一方手札が赤1緑1白2と無駄に充実しているmisonoが選んだ支援は――心眼。
結局唯一祠を1つ周ったねんねんが1位となったが、
ライフアウトとホルダーターン数の少なさが響き、
スコアも寂しいものとなってしまった。
とはいえSDB環境では決して有利とはいえないチャイレンデッキで、
ここまで健闘したことは賞賛に値する。
今後の大会でも台風の目となることは間違いない。
----