転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

千葉ラッキーミニ大会レポート(予選1回戦)

2008-08-13 01:26:41 | 大会
という訳で今日から何回かに分けて、
千葉ラッキーで行なわれたミニ大会のレポートをお送りしたいと思います。
今回は夏休み特別企画ということで、
『最下位決定戦』も含め全試合のレポートをお送りする予定です。

----

予選1回戦(bukabuka【ブカブカ】、ウッソ君【AO.】、ピッチュと遊ぼ!【コバ】、ドラル【CPU】)

去る8月10日の日曜日、
千葉ラッキーにおいてミニ大会が開かれ、
招待プレイヤー7人が優勝を争うこととなった。
今回は7人が4人と3人のブロックに分かれ、
上位2位までが決勝進出、
残りは最下位決定戦に回るという方式で試合が進められることとなった。

予選第1試合はCPU1人が混じった3人対戦。
過去にシーガやドラルが大暴れして優勝直前まで行ってしまう、
という事態も起きているだけに、
CPUの動きには注目しておきたいところだ。

<<<試合開始>>>

マップは月光の庭園(朝)、西スタート。
《天女の羽衣》の無い中、鍵を取りに行くAO.とコバに対し、
ブカブカは《キマイラ》+手札青白で早くも守りを固める。
そして鍵はタッチの差でコバの手に。

ひとまず鍵を手に入れたコバは、
1つ目の祠を賭けてブカブカの待つ祠へ。
その侵略、《レックスセーバー》+《心眼》に対し、
ブカブカが使ったのは――《カメポポン》。

コバ攻撃値: 17+9=26
ブカブカ耐久値: 11+16=27

何とわずか1点差でブカブカが耐え切り、
鍵を奪うことに成功したのだった。

幸先の良いスタートを切ったブカブカは、
《人魚の涙》を唱えてからコバのいる側に《審判の石像》を置いてターンエンド。
手札を青赤緑として祠1つ目一番乗りを達成したのだった。

続くチェイサーターン、
出遅れたAO.がブカブカに勝負を挑もうとするが、
戦闘1番を取ったのはやはりコバ。
リベンジに燃えるコバの侵略は、《ラフリア(冬)》+《フェレット》。
耐久値14以下のモンスターがあればブカブカの勝ちだったのだが、
現れたのは耐久値16の《シーカッター》。

5分経過の表示の中、
何とかして祠を取り返したいコバ。
しかし手札の様子は芳しくない様子で、
一度は遠回りでワープゾーンを抜けるもののそこから先へ進めず、
《エンゼルピッチュ》+手札白で立ち往生してしまう。
コバにとっては手痛い停滞だ。

ここはチェイサー達にとっては追撃のチャンスだったのだが、
停滞した位置が微妙に悪かったか、
それとも《エンゼルピッチュ》による連続防衛を警戒してか誰も攻め込まず。
そんな中AO.が《ダゴン》+手札青白で『祠待ち』を試みるのだが、
《石像》の効果はまだ残っていたのだった。

ともあれ危機を脱したコバは、
《シータンク》で《天女》を戻すというお約束のコンボで、
まずは1つ目の祠に到達。
手札に白を2枚残した上に配置も先制持ちの《アサシン》で、
チェイサー達へのプレッシャーは抜群だ。

マップが昼に変わって迎えたチェイサーターン、
先手を取ったのは祠横に付けていたブカブカ。
その侵略モンスターは《ケンタウルスヘル》だが、
無謀にも支援は無し。
これでコバの支援が《かすめ取り》なら奇跡の大逆転だったのだが――現実は《悪夢の戦い》によるオーバーキルであった。
続くAO.の侵略は、《魔法剣客》+《心眼》。
避け無効が恐いところだったのだが――コバの支援は、同じく《心眼》。

試合時間が半分となったところで、
漸くスタートラインに着いた感のあるAO.。
そんなAO.はスタート時の手札を見て一瞬唸るものの、
《カク象》→《天女の羽衣》→《ヤドカリン》と使用して何とか1つ目の祠へ。
《ケルベス》を配置した上に手札にも白を残し、
隙あらば祠2タテを狙う構えだ。

続くチェイサーターン、
残りライフに余裕の無いコバとブカブカは共に鍵戦闘を挑む。
1番手コバの侵略は、《エンゼルピッチュ》+《アマゾーネ》。
耐久値を1点でも上げられるとアウトという非常に心細い侵略だったのだが、
AO.の支援は――何と《熱帯魚の唇》。
これで勢いに乗ったAO.は一部からブーイングを受ける中、
続くブカブカの無支援《フリィーキィー》をも退け、
鍵を守り切ったのだった。

先程の戦闘でコバとブカブカが共にライフアウトを迎え、
唯一の無傷となったAO.は、
ワープゾーン経由で2つ目の祠に到達。
ほぼ勝利を確定させながらも、
《ガルダ》を配置しつつ手札に緑を残し、
守りにもぬかりは無い。

こうなると注目すべきはブカブカとコバの2位争い。
今度はブカブカが戦闘1番となったが、
その侵略は《アライクパ》+《風雷の舞》という不安定な博打。
対するAO.は大方の予想通り《ハコリス》を使用。
運の無さには定評のあるAO.だけに即死発動に期待がかかったが――ここは両者ともに避け発動。
結局鍵は《ケンタウルスヘル》+《目くらまし》で攻め込んだコバの手に渡ったのだった。

2位争いで1歩リードとなったコバは「残り3分」の表示の中、
2つ目の祠に到着。
手札に白を残したまま配置するのは、
コバの『嫁』ともいうべき《エンゼルピッチュ》だ。

コバが十分に時間を使った関係で、
次のホルダーターンが訪れるかどうかは微妙となったが、
ともあれ鍵を獲らなければ始まらない。
入城を狙うAO.が追いかける中、
僅かの逆転の目を信じてブカブカが戦闘1番を獲得。
その侵略、《スケールイータ》+《珍獣の羽》に対し、
コバの支援は――《目くらまし》。

漸く鍵を取り戻し、
ホルダーターンが来るのを懸命に祈るブカブカ。
その祈りが通じたのか、彼の為のターンが訪れる。
しかし次の祠にはAO.の《魔法剣客》が残っている。
AO.の手札には黄と白が1枚ずつ残っており、
攻める側には非常に不利な状況。
それでもブカブカは望みを捨てず、
最後の戦いに挑む。

ブカブカの侵略モンスターは、またしても《ケンタウルスヘル》。
そして両者の支援が公開される。

ブカブカの支援、無し。
対するAO.の支援――《黒の称号》。

勝負は既に決まっていた。

<<<試合終了>>>

3人が祠2つずつを周るという激戦となったこの試合は、
唯一ノーミスで20分間を生き延びたAO.がトップとなった。
序盤出遅れたものの、
1つ目の祠での防衛2タテで一気に波に乗れたのが勝因といえるだろう。

そして気になる2位争いは、
コバが30点ほどの点差を付けて制することとなった。
序盤での『立ち往生』で誰からも攻め込まれず、
ホルダーターン数を若干ながら稼いだのが決め手となった。

ちなみに今回CPUは一度も戦闘に絡めずに0点で終了。
珍しくCPUに『荒らされる』ことのない試合展開であった。

<<<最終結果>>>

(括弧内は試合終了時の点数)

1位: AO. (870)
2位: コバ (863)
3位: ブカブカ (827)
4位: ドラル
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする