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谷津干潟

2013年02月02日 | 全般・イベント

1971年の2月2日ラムサール条約が制定されました。この条約は水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守るために制定されました。
 
首都圏では千葉県習志野市の谷津干潟が同条約に登録されています。東京湾の埋め立て地にあり、周囲の埋め立てが進んだ関係から同干潟は四方を陸地にかこまれていて(元々は海に面していました)、大きな水の回流がありません(現在は2本の水路で東京湾につながっています)。そのために近年、水質汚濁がすすみ、渡り鳥の渡来数が減少の傾向にあります。都市計画の難しさが如実に現れた例だと思われます。
 
このような都市計画は工学部で学べるケースが多いのですが、農学部や文系の学部(経済学部や社会学部など)で学ぶことができる場合もあります。これから帰国の入試を控えている東京大学などは理科一類からも理科二類からも(場合によっては文科の学類からも)将来、このような分野を学ぶことができます。
(yos)


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