3月17日のブログで新・渋谷駅について触れました。実は3月16日から東京メトロ・都営線の九段下駅もリニューアルされました。両駅は同じホームにあるのですが、これまでは壁によって仕切られていました。そのため、乗り換えの時は1階分上がり、改札を出て、1階分下がる必要がありました。今回のリニューアルによって、東京メトロ半蔵門線押上方面と都営新宿線新宿方面は電車を降りてすぐに乗り換えが可能になりました。この両線、九段下から神保町方面のトンネルを同時に掘削しています。
九段下駅では同じ位置にあるホームですが、隣の神保町駅は東京メトロが地下4階、都営線が地下2階になっています(両駅の間隔は車両走行で1分)。トンネル工事の技術などは大学の土木学科等で学ぶ機会があります。今後、防災対策などで、建築工学同様注目されるかもしれません。
しかし、この土木学科、名前のイメージがよくないのか、現在では別の名称に変更されている場合が多くなっています。ちなみに早稲田大学は旧土木学科を社会環境工学科に改組しています。
(yos)