１０月１２日（日）のグリニッジ講演会は予定通り開催致します。
【グリニッジ Greenwich（CT）】
２０１４年１０月１２日（日）
１０：００～１２：００
会場 Hyatt Regency Greenwich
皆様のご来場をお待ちしております。
（North-America-Team）
毎年、ノーベル賞発表のシーズンに入ると、公式サイトでのライブ中継を楽しみにしていました。
日本人の名前があることを期待して、発表会場の緊張感を感じながら、その時を待つのですが、残念なことに、今年はすっかり忘れてしまいました。ゆえに、今年のうれしいニュースもなんとなく悔しさを伴うものでありました。
それにしても、日本の科学技術の優秀さを象徴する大ニュースでした。日本の大学入試では理系の場合、高度な物理・化学の力を問われることが多く、その成果であるのかもしれません。
しかし、ノーベル賞に沸き立つ反面、危機感を覚える話題がありました。それは、御嶽に関しての火山の話でした。アメリカでは噴火があると100人の火山学者が調査に入るけれど、日本では数人集まるくらいとのこと。理由は、学者がいない、に尽きるようです。
日本は世界の火山の7%を占める火山大国であると聞きますが、にもかかわらず、研究者が少ない理由は、就職先がないからであると専門家が指摘していました。
思うに、理由はそれだけではないのではないでしょうか。そもそも、地学という教科の存在です。
物化生地・・・理系の科目の中であまりにも影が薄いことが今更ながら気になります。
「現在いる火山学者が引退したら、もう誰もいなくなるかも」
専門家の放った言葉がとても印象に残りました。
（Nas）
