あとわずかで2015年を迎えます。
「2015」は、当然、これからやってくる未知の年を表す数字なのですが、帰国生大学入試においては、既に今年度の受験生の多くが挑んだ入試の年度を表す数字です。
講演会でもお話しすることがありますが、入試年度は入学月で表現されます。
例えば、2015年4月~2016年3月までに卒業する方※が、2016年4月に大学進学する場合の入学試験年度は「2016年度入試」となります。同様に※の方が秋入学するとなると、2015年9~10月に進学することとなりますので、この場合は「2015年度(の秋季)入試」となります。
西暦年度を先行して使うことになるので、ややこしくなりがちです。大学の中には、西暦(例:2016年度入試)ではなく、和暦(例:平成28年度入試)を単独で用いる場合もあるので、年度間違いをしないようにしっかりと年度の認識をしておきましょう。
(Nas)