4月14日の夜、熊本を中心に発生した地震から5日が経った今も、日々余震が続いています。揺れの大きかった地域では、家屋の倒壊や土砂災害が発生し、多くの死傷者や家屋の倒壊被害が多数確認されています。東日本大震災の傷が癒えぬ日本をまたしても襲った大地震に心を痛めている方も多いと思います。
東海大学阿蘇キャンパス近くの学生向けアパート5棟が倒壊し、3名の学生が被害に遭いました。東海大学によると、情熱にあふれ、未来に希望を抱いて学んでいた農学部の学生たちだったということです。学業も夢もこれからというときに、非常に残念で悲しい出来事です。ご遺族の皆様には心から哀悼の意を捧げます。
5年前の東日本大震災を思い出すと、帰宅手段の見込みがない学生と教職員あわせて30名が駿台国際教育センターで夜を過ごし、余震が続く中を全員が励ましあって恐怖と不安を拭いました。熊本や大分の方々もきっと不安な想いを抱えていると思うと、1日も早く人々が普段の生活を取り戻し、落ち着いた日常を暮せるよう願わずにはいられません。
(con)