駿台国際では、帰国生入試を終えた生徒に「入試結果報告書」を記入してもらっています。これは、各大学の各学部でどのような入試が行われたかを、詳細に記入してもらい、次年度以降の駿台国際生のための参考とするからです。小論文のテーマや字数制限、時間、難易度、原稿用紙が縦書きか横書きか、マス目の有無等、再現イラストを書くスペースもあります。面接のいては、面接官の人数や座席配置、面接時間や質問内容まで書かれている結果報告書は、駿台国際の財産のひとつです。帰国生入試の過去問題や詳細は公表されないこともありますから、この報告書が大変貴重な資料となります。担任や講師は、今までの入試問題を分析し、次年度の授業カリキュラムや扱うテーマを討議します。模擬面接指導をおこなう面接カウンセラーも、この報告書を元に、実戦に近い面接形式で指導を重ねます。中には、「模擬面接で質問されたことと、ほとんど一致していたので全て満足のいく回答ができました!」と報告してくれる生徒もいます。「後輩のアドバイス」は、枠におさまらないほどの助言を書いてくれる有難い報告書もあり、駿台国際の先輩後輩の絆を感じながら読んでいます。
来週からはⅡ期のスタートです。まだまだ帰国生入試は始まったばかり。これから半年近く続く入試を、一緒に乗り越えていきましょう。
(con)