本日5月5日は、こどもの日です。日本における風習として、こいのぼりを揚げ、鎧兜をかざるのが一般的です。「端午の節句」に、男の子の健やかな成長を祈って行われるわけですが、例えば帰国生のみなさんがいらっしゃるそれぞれの国には「こどもの日」はあるのでしょうか。こどもの成長を願う気持ちはおそらく万国共通でしょうから、世界には日本とは異なる形の「こどもの日」があることでしょう。(調べたところ、やはりさまざまな「こどもの日」があるようです)
同じ願いであるにもかかわらず、文化などの違いからその発端となる日付、お祝いの際に使われる道具、お祝いの仕方など、さまざまな違いが自然と生まれることでしょう。帰国生の皆さんにとっては、そういった違いに着目し、なぜその違いが生まれるのかを考えてみる機会が、入試の際に役立つのです。日常生活における目線を大切にしながら海外生活を送り、「帰国生としての視点」をどうか養っておいていただきたいです。
(tks)