How are you?
I’m fine, thank you. How about you?
ほとんどの方がこの会話を中学校の英語の授業で覚えているのではないでしょうか。
しかし、実際にこのフレーズをそのまま使っているネイティブはあまりいません。
もっと言えば、「How are you?」は国によって使い方が違います。
アメリカの場合、「What’s up?」や「How’s it going?」の方が使われます。これは、日本語でいう「元気?」と同じニュアンスです。「How are you?」はもっと固い印象を受けるので、目上の人や他人に使います。
逆に、オーストラリアやイギリスでは、「How are you?」は頻繁に使われます。毎日会っている友達同士でも挨拶代わりとしてよく使います。
いずれの国でも、返す言葉は「I’m fine」以外でも何でも良いのです。
I’m doing great.
I’m good.
I’m tired.
I’m not feeling so well.
など、自分のその時の気持ちや体調を表す言葉、またはその時の状況でも良いですし、普通に会話を始めても大丈夫なのです。
今度「How are you?」を使ってみる時は、正解は一つではなく、様々な聞き方や答え方があるということを意識して、是非英語で話してみてください。
mk