ヨーロッパでの講演会において、今回特に強調してご案内した入試変更点があります。それは来年度からの慶應義塾大学帰国生入試におけるTOEFL iBTあるいはIELTSの提出必須化です。医学部を除く全学部で、出願の際にTOEFL iBTあるいはIELTSの提出が求められるようになります。
ヨーロッパの高校を卒業した慶應志望生のほとんどは統一試験としてIBを利用していたため、文学部・商学部以外の学部に出願する際には外国語試験を提出する必要がありませんでした。IB生の負担が増えるという点で、非常に重要な変更です。実際、講演会場ではこの件に関するお問い合わせも多く寄せられました。
負担が増えるということは受験生にとってマイナスに思えますが、それだけ英語力が求められている現われだと捉えれば、しっかりと英語を勉強する機会にもなるのかもしれません。忙しいスケジュールの中、時間を見つけてTOEFL iBTなどの対策も行っていきましょう。
(ala)