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算数・数学の学習ポイントについて

2020年06月04日 | 【帰国生中学・高校入試】

駿台国際教育センター 中学入試・高校入試コースでは、前回に引き続き、

各教科の講師からヒアリングした今後の受験へ向けた学習ポイントをお伝えします。

 

第2回は算数・数学編です。

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新型コロナウィルスの影響もあり、学習環境にも個人間で大きな開きが出てきている

ことと思います。自宅での受験勉強を各自継続してきたとは思いますが、今本当にすべき

ことはなんだろうかと漠然とした不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そのような方にはぜひ耳を傾けて欲しい内容です。

 

 

算数・数学の学習ポイント

 

 

①未履修分野をなくす

 

滞在国にもよりますが、多くの帰国生に見受けられることとして、学習進度が該当学年の範囲

に追いついていないため、問題に手を出すことができなかったというケースがあります。

夏までの間に、前学年の学習範囲はもちろんのこと、在籍学年までの学習範囲は網羅しておく

必要があります。「知っていればできた」、「解いたことがある問題であれば、もしかしたら

正解できたかもしれない」というような後悔へ繋がらないように、今から未履修分野を把握

しておきましょう。

 

②志望校を早めに選定し、逆算して算数・数学の学習時間を確保する

 

過去問を実際に解くのは、秋以降でもよいとは思いますが、どの程度のレベルの問題が受験校

で出題されているかを事前に把握することは必要です。とりわけ時間的な制約がある受験勉強

では他教科とのバランスを図りながら進めていくことも重要となりますので、算数・数学に

費やすことのできる時間を予め把握しておくとよいでしょう。

多くの帰国生が英語アドバンテージを活かしながら、受験に臨みます。帰国生入試では、

3教科での受験形態が多くなりますが、英語以外でも得意な教科ができればより大きな力となる

はずです。

 

 

③過去問を通して志望校の問題レベルを把握する

 

入試で出題される問題には以下に挙げる3種類の問題が存在します。

 

A:誰でも解ける問題 = 受験者の間では差は付かない(全体の半数近くを占める)

B:合否を分ける問題 = 合格者は解けるが、不合格者は解けない(問題数:3~4問)

C:合格者でも解けない問題 = 受験者の間でも差が付かない(問題数:1~2問) 

 

Aの問題を解き切ることはもちろんのこと、いかにBの問題を落とさずに得点を重ねていく

のかが合否を分けることになります。日頃から基本ともいえるオーソドックスな問題を

いかに解き切るかが重要と言えるでしょう。また、自分ができる問題が何かを見極める力を

今後は養成していくことも必要となります。

 

 

④ストックノートの作成

 

日頃間違えた問題を再度見直せるようにストックノートを作成することは苦手分野の克服

に効果的です。また、作成の際にはカテゴリ―別に分けて作成すると検索もしやすくなり、

便利です。

 

Ex.

 

・問題文の指示すらわからずに、全く手に付かなかった問題

・見落としがあったため、不正解となってしまった問題

・計算ミスなどの凡ミスにより落としてしまった問題 

 

 

⑤模擬試験の見直し

 

今後、受けることになる各種模擬試験では、得点や偏差値に一喜一憂するのではなく、

間違えた問題を再度見直し、解き直すことが重要です。特に皆が回答できているのにも

関わらず、自分が間違えてしまった箇所は成績表の分析欄(小問別正答率)などを通して、

しっかりと確認しましょう。

 

 

駿台国際教育センター 中学入試・高校入試コースでは、夏期個別指導が開始しています。

1コマ90分の指導で、プロ講師と学生講師を選択することができます。

今年の夏休みは短縮される可能性が高いこともあり、夏休みに入ってから対策を練ろう

という考えではなく、早期に対策を講じてみてはいかがでしょうか。

 

夏期講習 個別指導についての詳細は、下記よりご確認ください。

 

・中学入試対策はこちら

・高校入試対策はこちら

 

 

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