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鶴亀算

2023年06月24日 | 【海外校 東アジア地区】

「鶴亀算」という言葉自体は皆さんご存じだと思います。

これは何かというと、最も基本的な例ですと、「鶴と亀が合わせて5羽(匹)います。

脚は全部で16本あります。さて、鶴と亀はそれぞれ何羽(匹)ずついるでしょうか?」

というタイプの問題です。

中学入試に向けて学ぶ解法では面積図や天秤図というものを使うのですが、高校入試へ向けての学習では「方程式」を使います。

そこで、中学入試用のテキストでは、面積図や天秤図を使った解き方を紹介しているのですが、時々独学で方程式を学んだ小学生が、「方程式の方が楽だから天秤図の解き方は覚えなくていい。」と思っているケースがあります。

完全に間違っているとは言いません。

しかし、方程式よりも天秤図を使って解く方が明らかに速く(早く)解ける問題も多く存在します。しかも両方の解き方を知っておくことで、頭の柔軟性も増します。

中学入試で合格することだけが学習のゴールではありません。

中学入試をする人は、せっかく「天秤図」を学ぶチャンスを得ているわけですから両方とも学んで、柔軟な思考力を持つ頭を作っておきましょう。

 

台北校 M.S


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