以下は前章の続きである。
シベリア抑留「戦犯」裁判の恐怖
ソ連はシベリア抑留の当初から捕虜にした日本人軍民のなかから「戦犯」を捜し出して裁くという行動を意図的に取った。
満洲、北朝鮮、樺太、千島に侵攻したソ連軍は、悪名高い「スメルシュ(防諜特別管理局)」を使って日本人軍民の「戦犯」容疑者を摘発し拘束した。
摘発の対象となったのは山田乙三関東軍総司令官などの高級将校、憲兵、特務機関員だけでなく警察官、司法関係者、行政幹部、満洲国協和会関係者、民間会社の役員などの「前職者」も含まれた。
もちろん731部隊の隊員もターゲットになっていた。
ソ連内務省捕虜抑留者管理総局の昭和24年3月22日付の資料によれば、8870人もの日本人が「戦犯」容疑者として登録され、うち206人が731部隊員となっている。
このなかからソ連当局が公開裁判に出廷させるのにふさわしいと認定した人が東京裁判とハバロフスク裁判に被告や証人として出廷させられ、2600人余りが20年、25年といった長期刑を宣告された。
*NHKが何をさておいても為すべき事は、これらの人たちに対する不当を暴き、その名誉を回復する作業を行う事なのである。そんな事も分からないNHKの職員=国家公務員たちは全員が戦前・戦後のコミンテルンによって造られた私生児たち、戦後のGHQの占領政策による日本悪玉論、日本人=悪人論、日本は朝鮮半島を植民地にした、日本人は朝鮮人を強制連行した等などと洗脳されて生まれた私生児たち、つまりカラマーゾフの兄弟におけるスメルジャコフたちなのである。彼が実の父親を殺したように、NHKの職員たちは実の父親である日本と日本人を殺し続けているのである。*
この稿続く。