ネットの情報で知った、この本。
いい子症候群の若者たちの実態を、
実際に大学で若者たちに教える筆者が
分析している内容で、私はずっと、
いやいや、若者たちの実態はわかったけど
そういう若者を「良い子」としてきたのは
私たち大人だし、もう、孫がいても
おかしくない年齢の私が若者だった頃も
そういう傾向はあったよ、と
ツッコミながら読んでました。
そして、まさか、いい子症候群の
若者たちの実態を解明して終わり、
という本なのかな、と思ってました。
でも最後にちゃんと、大人が若者たちに
もっとがんばれ、と言う前に、
大人たち自身がそういう姿を見せるべき、
という結論と、若者たちへのエールが
書かれていて、安心しました。
興味のある方は、ぜひ一読を。