すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

リュウの災難

2009-06-16 19:07:28 | ひとりごと
 リュウはどんどんやんちゃになる。それまでしなかったのに、キヨちゃんの靴を噛み始めたので、叱って靴はリュウのそばから離した。キヨちゃんとふたりの時が多いので、遊び足りないのではあろう。日中影が出来るのを待って、キヨちゃんも庭に出したりするのだが、寂しがって鳴いたり外に出たがらなかったりするらしい。
 私は毎朝5時に庭にだしてしばらく運動。朝食後に短いけれど散歩もする。休みには少しは外で遊んであげられるし、散歩も少し距離を伸ばせる。
 今日は午後暑かったのでキヨちゃんとリュウと3人(?)で昼寝をした。くろべえは外の影の方が良かったようで、木陰で寝ていた。庭に木陰が出来てからリュウを外につなぐ。先日庭を自由に走れるようにケーブルを張ったので、結構運動が出来る。
 それでも寂しければくんくん鳴いたり、吠えたりするが、今日はご機嫌で遊んでいたので、私はまたキヨちゃんと居間にいた。くろべえもリュウが外に出たので、居間に、戻っていた。
 30分くらい経った頃だろうか。突然リュウが居間に帰ってきた。つないでいるのだから帰れるはずはないのだが、ハーネスを外して戻ったのだ。
 「どうしたの?」
とリュウを抱くと、リュウの身体にはたくさんの蟻がたかっていた。当然私もキヨちゃんも噛まれる始末。慌ててリュウから蟻をはたき落として、庭へ行ってみた。どうやら機嫌良く穴掘りをしていて、蟻の巣に当たったようだ。初めは興味津々でありにアタックしていたに違いないが、総攻撃にあったのだろう。巣を壊された蟻は、ものすごい数でパニックになっていた。
 犬という奴は、人間にちょっとしっぽを踏まれたとか、どこかが当たったとか言うときは、どんな大怪我をしたのかと思うくらい大仰に抗議するが、自分でどこかにぶつけたりしたときは、何事もなかったように振る舞う。今回も自分がちょっかいを出したのだから、いいつけにくかったのかもしれない。
 何にしても災難であった。これで懲りるとは思えないけれど。

コメント
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