6月の中頃からぷっつりと連絡のつかなくなった方がいた。メールには比較的早い返信をくださる方だったので、初めのうちは
「お忙しいのかしら」
と考えていたが、さすがに2カ月ともなると心配になってきた。
何度かさぐりさぐりメールをした。もしお忙しいのなら、度々のメールは鬱陶しいだろうからだ。それでも心配だったので、もしかしたらパソコンに不具合か、悪くしたらご本人がご病気の可能性もあり慌てて残暑見舞いを出してみた。
そして先週、その方から無事を知らせるはがきが届いた。久しぶりに見るその方の美しい書体だった。何故だかは分からないが電話やパソコンなどすべて故障しているとのこと。ひとまず、ご病気ではないらしくほっとした。
本来ならすぐにでもお手紙を出すところなのだが、メールなんていう便利なものに慣れてしまったら、ペンを持つのが本当に出来なくなる。肩こりやメールの手軽さもあるが、手紙では文章がなかなか出てこなくなっているのだ。
昔はいつだって手紙だった。その方に恥ずかしくないように、私なりに出来るだけ丁寧に書いたものだ。そして、お返事を待つもどかしさ。メールはリアルタイムで伝えられてすぐに返事があるが、手紙には時間差があるので微妙に感情にも変化があって、いろんな意味でもどかしかったが、それも素敵などきどきだった。
書くときも秋の夜長に静かになってから、ゆったりと机に向かっていた。手紙だけではなく詩を作っても小説を書いても、ペンを持つゆとりがあった。
結局今日も肩こりを理由にお手紙は書けなかった。もしかしたら、反応がないことを不審に思われているかもしれない。出来るだけ早くお返事書かなければ・・・。
「お忙しいのかしら」
と考えていたが、さすがに2カ月ともなると心配になってきた。
何度かさぐりさぐりメールをした。もしお忙しいのなら、度々のメールは鬱陶しいだろうからだ。それでも心配だったので、もしかしたらパソコンに不具合か、悪くしたらご本人がご病気の可能性もあり慌てて残暑見舞いを出してみた。
そして先週、その方から無事を知らせるはがきが届いた。久しぶりに見るその方の美しい書体だった。何故だかは分からないが電話やパソコンなどすべて故障しているとのこと。ひとまず、ご病気ではないらしくほっとした。
本来ならすぐにでもお手紙を出すところなのだが、メールなんていう便利なものに慣れてしまったら、ペンを持つのが本当に出来なくなる。肩こりやメールの手軽さもあるが、手紙では文章がなかなか出てこなくなっているのだ。
昔はいつだって手紙だった。その方に恥ずかしくないように、私なりに出来るだけ丁寧に書いたものだ。そして、お返事を待つもどかしさ。メールはリアルタイムで伝えられてすぐに返事があるが、手紙には時間差があるので微妙に感情にも変化があって、いろんな意味でもどかしかったが、それも素敵などきどきだった。
書くときも秋の夜長に静かになってから、ゆったりと机に向かっていた。手紙だけではなく詩を作っても小説を書いても、ペンを持つゆとりがあった。
結局今日も肩こりを理由にお手紙は書けなかった。もしかしたら、反応がないことを不審に思われているかもしれない。出来るだけ早くお返事書かなければ・・・。