すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

介助犬

2009-09-25 21:40:21 | ひとりごと
 今日は午後から研修だった。難病についての講義と、介助犬と一緒に生活している方の講義・実演だった。
 この方は「多発性硬化症」を発症し今は車いすの生活だが、ご家族と介助犬「たんぽぽ」と生活し、素晴らしい色鉛筆画を描かれている。その暖かな画風にすっかり魅了されてしまった。
 たんぽぽちゃんも、
 「今日は言うこと利かなくて」
とちょっぴり不調だったらしいが、それでも喜々としてお仕事を見事にこなしていた。
 携帯電話を持ってくる。靴を脱がせる。靴を運ぶ。ごみを拾ってごみ箱に入れる。車いすに沿って歩くのも、ステイするのもすごくスムーズだった。
 しかし、介助犬は盲導犬ほど普及していない。徳島には「徳島盲導犬を育てる会」があり、パピーボランティアや引退犬ボランティア、賛助会員など色んな形で参加できる。しかし、介助犬を応援する場所はあるのだろうか。
 盲導犬をはじめ補助犬は、おそらく絶対的に不足していると思う。たくさんの子犬からきちんと「プロ」になれる子は限られている。そして、人間より寿命が短いのだから「引退」も早い。だから本当はもっと必要なのだろう。
 何か私にも応援できることがあればいいな。

ピジョンズパーク 

たんぽぽドッグスクール 
コメント (5)
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