すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

GPファイナル~稀に見るドラマ~

2013-12-08 21:47:44 | ひとりごと
 フィギュアスケートのGPファイナルが終わった。
 一言で言うなら、何ともドラマチックで感動的な3日間だった。
 まず、高橋選手がけがで欠場と言う心配なニュースに始まる。おそらく、全日本やオリンピックを考えての棄権だったのだろうが、残念なのと同時に早く治してきっちりオリンピックに合わせて欲しいという思いにもなった。
 そのため繰り上がった織田選手。彼の分も頑張るという思いと、アピールする絶好の機会を貰ったと言う思いの中で、しっかり表彰台に乗った。これはかなりのアピール成功である。私個人としても、久しぶりに彼の柔らかい着氷を見て感激した。
 そして成長株の町田選手。優勝優勝でパトリックに次ぐ成績でのファイナル出場。見せることにこだわった演技派だが、魔物がいたのかSPでは最下位発進。直前の羽生選手の出来もプレッシャーだったかもしれない。そこから巻き返しての4位は素晴らしいと思う。
 そして何といっても羽生選手。SPでは鳥肌ものの世界歴代最高得点。100点近い点数をたたき出した。フリーでは悔しい転倒もあったが、それでも振り絞るような演技で涙を誘った。文句なしの優勝だと思う。
 そして真央ちゃん。SPでは念願のトリプルアクセルのクリアな着氷。ジャッジは回転不足だとか、出来栄え点の減点だとか厳しい判定をしたが、私たちにすれば完璧なアクセルだった。何より真央ちゃんの力になった。フリーでは2回ともアクセルはクリアではなかったが、それでもチャレンジは素晴らしいと思う。また、それ以外のジャンプやスピンは素晴らしく、演技にも艶があった。こちらも文句なしの優勝である。
 しかし、これほどドラマチックな試合もそうあるものではない。この試合に立ち会えた人たちは幸せである。ああ、返す返す観に行けなかったことが残念である。
 さて、次は全日本である。この試合が終わると、来年のオリンピックの代表が決まる。男女ともに最多3枠だが、今の日本には3枠では収まらないほどいい選手が揃っているのだから、選ぶのは大変だろう。
 私個人としても、どの選手にも出て欲しい。だが、やはり「集大成組」には出て欲しい。何にしてもまだまだドラマは終わらない。

*今日のお弁当。


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コメント (2)
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