すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

愛されキャラ、キヨちゃん

2013-12-10 21:20:22 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは「得な」性格である。そのキャラからか、色んな人のお世話になる。
 今日はくりりんの出勤時に、車に乗せてもらって補聴器の点検に行った。その後、シルバーさんの支払いをしに市役所に行ったのだが、支払う場所は市役所ではなく農協だと教えられる。
 しかし、今まで地元の支所しか行った事がなく、市役所も初めてのキヨちゃんに、隣町の農協が分かるはずもない。
 「私、市役所も初めてで、農協もどこにあるか知らんのです。どこですか?」
と聞くと、親切に地図を書いてくれた。しかし、私の知る限りキヨちゃんの足で歩いて行くにはちょっと遠い。
 そんなやり取りを聞いていた、これまた市役所に来ていた見知らぬおじさんが、
 「わしも今から農協行くけん、軽トラで送ってあげるわ。危ないけん、出んと待っときなよ。」
と声をかけてくれ、農協まで連れて行ってくれたのだ。
 さて、農協で支払いを済ませた後、ふと気がついた。行きは良い良い、帰りは???である。車で来たものだから帰り道は当然分からない。事情を話して農協の若い男の子に地図を書いてもらう。すると、職員さんは書くのをやめて、
 「おばちゃん、僕送って行くわ。」
と車で送ってくれると言うのだ。さすがにキヨちゃんも、
 「いや、仕事中じゃのに、ほれは悪い。」
と断ったそうだが、結局親切に甘えることにした。車から降りてお礼を言うと、
 「毎度ありがとうございます。これからも宜しくお願いしますね。」
と言ってくれたらしい。
 返す返す、親切に感謝である。キヨちゃんはこうしていつも助けてもらえる。そんな愛されキャラのキヨちゃんが、なぜ、家では色々やるのか不思議である。
 その話は、また明日。

*今日のお弁当。


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コメント (4)
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