キヨちゃんは心配症である。元々は私が子供の頃よく怪我をしたり、危ない目にあったせいもあるのだと思うが、それはないだろうという心配までする。
中学生くらいだったか、一緒に山を歩いていると、ちょうど山が崩れて少し窪んだ場所があった。それを見るなり、
「こんな穴があっても入られんよ。」
と言ったのだ。いくらなんでも女子中学生に言う話ではない。
さて、先日くりりんがお休みの日のことである。私が仕事から戻ると、くりりんは母屋でテレビを見ていた。キヨちゃんはお風呂。しばらくしてお風呂から上がったキヨちゃんは、くりりんにお風呂を勧めようと離れに声をかけに行った。
すると電気は消えているしくりりんはいない。ここで、勝手な想像が巡る。こんな時間から買い物に出たのだろうか。車の事故にでも巻き込まれたんじゃないか。ドキドキしながら表に出たら、車がある。おかしい、車があるのにいない。
それから母屋に来てようやくくりりんを発見。
「まあ・・くりちゃん。お母さんはとても心配したんよ。」
と一連の想像を披露する。そして、キヨちゃんは風呂上がりのパジャマを着る前、下着姿であった。
心配症のキヨちゃんではあるが、しかし、まず初めに母屋だとは思うのだが?
そして、また違う日。この季節は落ち葉がすごい。キヨちゃんと私、くりりんとキヨちゃん、そしてキヨちゃん単独の都合3回は家の周辺の落ち葉掃きをした。それはかなりの量であるから、のどかな童謡の様にはいかない。
その日、ふと家の下を見ると独り黙々と掃除をする女性がいる。ああ、お隣さんがひとりでしてくれている・・・と思ったキヨちゃんは、大声で
「○○ちゃ~ん!今行く!」
と声をかけた。しかし、すぐには動けない。家の用事をして出てみると、すでに彼女は下にはおらず、家の上の方に行ったらしい。姿は見えないがそこここに集めた木の葉が山盛りである。
ここは手伝わなきゃ・・・と、箒をもってその落ち葉をせっせと山へ捨てる作業をした。そして3つめの山になった時にふと考えた。
果たしてさっきの人は、本当にお隣さんだったか?そして、もしかして、いや、かなりの確率で、この落ち葉は捨てるのではなく、堆肥にするために持ち帰ろうと集めたのじゃないか???
キヨちゃんは「やばい」と感じ、一目散に逃げ帰ってきた。果たして落ち葉はきちんと袋詰めされ、翌日には無くなっていた。ごめんなさいである。
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中学生くらいだったか、一緒に山を歩いていると、ちょうど山が崩れて少し窪んだ場所があった。それを見るなり、
「こんな穴があっても入られんよ。」
と言ったのだ。いくらなんでも女子中学生に言う話ではない。
さて、先日くりりんがお休みの日のことである。私が仕事から戻ると、くりりんは母屋でテレビを見ていた。キヨちゃんはお風呂。しばらくしてお風呂から上がったキヨちゃんは、くりりんにお風呂を勧めようと離れに声をかけに行った。
すると電気は消えているしくりりんはいない。ここで、勝手な想像が巡る。こんな時間から買い物に出たのだろうか。車の事故にでも巻き込まれたんじゃないか。ドキドキしながら表に出たら、車がある。おかしい、車があるのにいない。
それから母屋に来てようやくくりりんを発見。
「まあ・・くりちゃん。お母さんはとても心配したんよ。」
と一連の想像を披露する。そして、キヨちゃんは風呂上がりのパジャマを着る前、下着姿であった。
心配症のキヨちゃんではあるが、しかし、まず初めに母屋だとは思うのだが?
そして、また違う日。この季節は落ち葉がすごい。キヨちゃんと私、くりりんとキヨちゃん、そしてキヨちゃん単独の都合3回は家の周辺の落ち葉掃きをした。それはかなりの量であるから、のどかな童謡の様にはいかない。
その日、ふと家の下を見ると独り黙々と掃除をする女性がいる。ああ、お隣さんがひとりでしてくれている・・・と思ったキヨちゃんは、大声で
「○○ちゃ~ん!今行く!」
と声をかけた。しかし、すぐには動けない。家の用事をして出てみると、すでに彼女は下にはおらず、家の上の方に行ったらしい。姿は見えないがそこここに集めた木の葉が山盛りである。
ここは手伝わなきゃ・・・と、箒をもってその落ち葉をせっせと山へ捨てる作業をした。そして3つめの山になった時にふと考えた。
果たしてさっきの人は、本当にお隣さんだったか?そして、もしかして、いや、かなりの確率で、この落ち葉は捨てるのではなく、堆肥にするために持ち帰ろうと集めたのじゃないか???
キヨちゃんは「やばい」と感じ、一目散に逃げ帰ってきた。果たして落ち葉はきちんと袋詰めされ、翌日には無くなっていた。ごめんなさいである。
