すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

親切はありがたいのだけど・・・

2013-12-30 17:57:13 | うちのキヨちゃん
 今日はくりりんは仕事。私とキヨちゃんはお正月の準備をした。
 まず、キヨちゃんと買い物だが、とりあえず銀行などの用事をしてからキヨちゃんと合流した。籠に入っている物を確認して、足りないものを私が買い足すことにした。
 「ニンジン?」
 「ある。」
 「かまぼこ」
 「ある」
 「黒豆」
 「ある」
 「かぶら」
 「ない」
といった具合だ。
 レジがお詫びのアナウンスがあるほど混んでいて、とりあえず、キヨちゃんに先にレジに行ってもらい、私は後から不足分を買う。さらに、一旦荷物を運んでから米など重いものを買うと言う段取りだった。
 さて、レジを済ませて入口で待つキヨちゃん。私も合流して車へ。それからキヨちゃんを車に残して米を買いに行った。
 「今日はな、レジの子が全部袋に入れてくれて早かった。」
とキヨちゃんは喜んでいた。忙しいのに、有難い話である。
 さて家に帰りついて、荷物を冷蔵庫などに入れていると黒豆がないことに気付いた。見るとおたふく豆が入っているので、てっきり天然キヨちゃんが間違えたのだと思っていた。
 ところが、キヨちゃんは絶対買ったという。ならば、これは忙しいのでレジを通り損ねた品物があるのかと思った。それから冷蔵庫を確認してキヨちゃんが、
 「数の子は?」
 「なかった。」
 「豚肉や鶏肉は?」
 「!!!なかった!!」
 そうである。黒豆ではなく、荷物一つが丸々ないのだ。慌てて店に電話。調べてもらうと、それらしい荷物が籠ごと残っていると言う。レシートで不足しているものを確認するとまさしくそれだった。なので、それからもう一度走ってそれを取りに行った。
 しかし、何故こんなことになったかと言うと、親切に袋詰めしてくれたので、キヨちゃんには袋の数が分からなかった事と、どうやら籠ごと・・・というので、もしかしたら詰めていないものもあったのかもしれない。親切が仇となってしまった感じである。
 2往復はちょっと疲れたが、それから神仏の飾りなどをキヨちゃんと澄ませた。今からお風呂である。室温5度。トイレは0度だった。寒い・・・。

*今日のお弁当。



にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする